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2019年2月

営業時間短縮のお知らせ(3月6日)

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営業時間短縮のお知らせ(3月6日)

いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら、3月6日(水)は都合により、17時までの営業とさせていただきます。

営業時間 

3月5日 火曜定休
3月6日 11:00~17:00

3月7日より通常営業(11:00~20:00)に戻ります。よろしくお願いいたします。

900年に渡り愛されるロイヤル・ファミリー「マルクグラフ・フォン・バーデン醸造所」

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900年に渡り愛されるロイヤル・ファミリー「マルクグラフ・フォン・バーデン醸造所」

エリザベス女王・フィリップ殿下を親族に持つドイツの王族、バンアード・プリンツ・フォン・バーデン殿下のワイナリー、マルクグラフ・フォン・バーデンは、ドイツで最も温暖なワイン産地バーデンに位置します。3つのエステイト(城)を所有しており、一部を大学として開放する一方、其々のテロワールを活かしたワイン造りを行っています。

畑は、ピノ・ノワールの銘醸地バーデンにあって「黄金の村」と謳われるドゥルバッハにあり、醸造家であれば誰もが一度はこの地でワイン造りをしてみたい、と思うほど憧れる見事なテロワールを誇ります。栽培はビオロジックを実践しています。本日はVDP.オルツヴァイン、村名ワインに相当するピノ・ノワールをPick Up! 村名ワインにして値頃感のある価格も魅力的です。

マルクグラフ・フォン・バーデン シュロス・シュタウフェンベルク シュペートブルグンダー トロッケン 2015
Schloss Staufenberg Spätburgunder Trocken /Weingut Markgraf von Baden

赤いベリーやチェリー、プラムジャム、赤い花のアロマが広がり、クローブやシナモンなどのスパイスのヒント。そして木樽由来のバニラやトーストの香り、金属的なミネラルのニュアンスをもつ。透明感がありエレガントな趣、複雑さも感じられる。口に含むとスムーズでしなやか。ビロードのようになめらかなタンニンと調和のとれた酸味。緻密な構造の中にタンニンが骨格を形成し、全体に丸みを帯びている。果実そのもののピュアさに溢れており、香り同様に高い透明度と、充実した果実味・アルコール分が堪能できる。ミディアムボディでくっきりとした輪郭をもち、洗練された香気・香味の広がりが特徴的。

合わせるお料理
サーモン、カツオやマグロのたたき、ポークソテー、鴨ねぎ鍋、鶏肉の赤ワイン煮など。

産地:ドイツ バーデン
品種:シュペートブルグンダー100%
タイプ:赤ワイン ミディアムボディ

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力強い果実香となめらかなタンニン「イ・ムーリ ネグロアマーロ」

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力強い果実香となめらかなタンニン「イ・ムーリ ネグロアマーロ」

ネグロアマーロはイタリア プーリアを代表する葡萄品種。ワインは濃い紫色の色調を持ち、豊かな果実感としっかりとしたタンニンが特徴です。樽熟成させることによりタンニンは柔らかくなり、その豊かな風味と相まって飲みやすさがアップします。生産者は「ヴィニエティ・デル・サレント」、アブルッツォを本拠とするファルネーゼ・グループがプーリアで展開する別ブランドです。

因みに、イ・ムーリとは「石壁」のことで、畑を区切るために石で壁を造っています。その壁の隙間にヤモリが巣を作ることから、ラベルにヤモリがデザインされています。

ヴィニエティ・デル・サレント イ・ムーリ ネグロアマーロ 2017
I MURI Negroamaro /Vigneti del Salento (Farnese)

濃縮感があり、ブラックベリーやカシス、プルーン、ブラックチェリーのコンポートを思わせる力強い果実香が印象的で、シナモンやクローブなどのスパイスのヒント。さらにリコリスの香りや、バニラ、チョコ、トーストなどの心地よい樽のニュアンスも感じられる。口に含むと、しっとりとしていてしなやか。程よいタンニンを感じるなめらかな舌触りで、果実味はエキス分に富む。ほんのりと甘さのある親しみやすさと、溶け込んだ酸味、味わいのバランスがとれている。ワイン単体でも美味しい柔らかなフルボディ、豊かなフレーヴァーが余韻に残る。

合わせるお料理
カツレツ、ローストチキン、ジビエ、トマトソースベースの肉料理やパスタ、ピッツァ、熟成チーズなど。

産地:イタリア プーリア
品種:ネグロアマーロ100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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ラック・コーポレーション 2019 春の試飲会

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ラック・コーポレーション 2019 春の試飲会

フランスはブルゴーニュをメインに、ローヌ、ラングドック、シャンパーニュなど、そしてニュージーランド、スペインから厳選された100種類のワインをテイスティング。

ヴォルネイの生産者ラ・プス・ドールより新当主ブノワ・ランダンジェ氏の来日に伴いセミナーが開催されましたが、今回はあまり時間がとれずテイスティングに専念しました。

やはりブルゴーニュワインが中心になるのですが、現行ヴィンテージに2016年、2017年が多い中で、2011〜2015年ものが幅広く出品されており、改めて熟成したブルゴーニュワインの素晴らしさを実感できました。 気になるワインは追ってご紹介させていただきます。

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イル・パッソの弟分「ヴィニエティ・ザブ イル・パッソ・ヴェルデ」

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ネロ・ダーヴォラ100%、イル・パッソの弟分「ヴィニエティ・ザブ イル・パッソ・ヴェルデ」

足跡のラベルでお馴染みのイル・パッソ。2015VTまでネレッロ・マスカレーゼとネロ・ダーヴォラのブレンドでしたが、2016VTよりネレッロ・マスカレーゼ単一となり、新たにネロ・ダーヴォラ100%のワインが誕生しました。それがこの「イル・パッソ・ヴェルデ」です。

畑はサンブーカ・ディ・シチリアにあり、そこは標高400mの丘陵地。風通しが良いため、病害が少なく銅や亜硫酸を使用しない有機栽培が可能です。通常より10日間ほど遅摘みにして、わずかに過熟気味になった葡萄を使用。兄貴分のイル・パッソに通ずるような豊かな果実のアロマに、やさしい樽のニュアンスが感じられます。

ヴィニエティ・ザブ イル・パッソ・ヴェルデ 2015
Il Passo Verde /Vigneti Zabu

ラズベリーやブルーベリー、プラムの香りが豊かで、ユーカリやミントのヒント、そして軽いロースト香が混じり合う。バニラや杉、チョコレートなど、心地よいブーケが広がり魅了する。口に含むとスムーズでしなやか。上品で艶感のある舌触りはベルベットのようにやわらかく、しっかりとした厚み・ボディが感じられる。広がりのある香気とともに、集中度が高く熟した風味が印象的。味わいはドライで、洗練されており甘いタンニンが綺麗に溶け込んでいる。口当たりのよいフルボディ、余韻は長め。

合わせるお料理
牛・仔羊のロースト 香草風味、ジビエ、トマトソースのパスタやピッッア、ソーセージ類など。

産地:イタリア シチリア
品種:ネロ・ダーヴォラ100%
タイプ:赤ワイン ~フルボディ

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早春に、爽やかなロゼワイン「グロッサー・ワイン ゲミシュター・サッツ ロゼ」

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可憐な少女の無邪気な笑みが思い浮かぶ、魅惑的なロゼワイン

ゲミシュター・サッツとは、一つの畑に複数のブドウ品種を混植し、時期を見極めて同時期に収穫、同時に醸造するウィーンの伝統的ワインです。ブラウフレンキッシュ、ツヴァイゲルト、メルロのブドウを巧みにブレンドし、飲む者がまた一杯と飲みたくなる魅惑的な味わいに仕上げています。

早春に爽やかなロゼワイン、おすすめです☆

グロッサー・ワイン

マティアス・クルン氏は食品会社を経て、2012年にズュートブルゲンラ ント、アイゼンベルクにある最高の区画畑を買収、グロッサーワインをスタートさせました。アイゼンベルクのスレート土壌を生かし、以前のボルドースタイルの濃いワイン造りを止め、エレガントでミネラリーなスタイルに合う様、トノーと大樽を使用した醸造方法に替えるなど、テロワールを理解したワイン造りを行っています。

本日のワイン

グロッサー・ワイン ゲミシュター・サッツ ロゼ 2017
Gemischter Satz Rosé /Groszer Wein

鮮やかな果実香が魅力的なエレガントな香り。ラズベリーやザクロ、チェリー、スイカを思わせ、ハーブ、柑橘系の花、ジャスミンティーのヒント、さらに金属的なミネラルのノートが混じり合う。活気があり、華やかな香気が溢れた爽快な飲み口で、フルーティーな赤系果実とスパイシーさが絶妙のハーモニー。味わいは硬質で、ミネラルとともに豊かな酸がバーックボーンとなり、僅かだがガスっぽいニュアンスが深みを与えている。喉越しが良く、食欲を刺激する。余韻に仄かなタンニンが感じられる。

合わせるお料理
シーフードや鶏肉料理、パスタ、スパイスを効かせたアジアン料理、サラミ、チーズ類など。

産地:オーストリア ブルゲンラント ズュートブルゲンラント
品種:ブラウフレンキッシュ、ツヴァイゲルト、メルロ
タイプ:ロゼワイン 辛口

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妖艶なまでの色香...「オリヴィエ・バーンスタイン クロ・ド・ヴージョ GC 2012」

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妖艶なまでの色香、 ヴァイタリティーに溢れるリッチな果実味…

ジャンシス・ロビンソンやアレン・メドウズなど数多くのジャーナリストから高く評価されている話題のミクロ・ネゴス“オリヴィエ・バーンスタイン”。最高の区画と樹齢の高いブドウの樹、特にプルミエ・クリュとグラン・クリュにフォーカスしてブルゴーニュラヴァー垂涎のワインを世に送り出しています。

2002年にボーヌで醸造を学び、その際の研修で数週間エマニュエル・ルジェを訪れ、アンリ・ジャイエとも言葉を交わしたといいます。ファーストリリースは2007年と比較的若いワイナリーながら僅か8年という短い期間でブルゴーニュのトップ生産者と肩を並べる評価を獲得。畑はビオロジックで管理し、全房発酵の比率はヴィンテージ毎に変えています。暖かい年はフレッシュさを出す為比率を上げています。

この度、ご縁をいただきまして2012年のクロ・ド・ヴージョに出会うことができました。

現時点で抜群に美味しい、・・・が二日目、より花開く。そのポテンシャルの高さは計りしれません!

オリヴィエ・バーンスタイン クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュ 2012
Clos de Vougeot Grand Cru /Olivier Bernstein Premiers & Grands Crus

熟したプラムやラズベリーの魅惑的な香り。ミネラルに溢れており朝露に輝くバラやスミレを思わせる。妖艶なまでの色香が漂う力強い芳香、さらにブラックチェリーやブラッドオレンジ、ミント、シナモン、クミン、ドライハーブの香りなど。他にタバコ葉やトリュフ、枯れ葉のニュアンスもあり複雑さを持ち合わせる。口に含むとしなやかで優雅。リッチで、果実味が充実し、ヴァイタリティーに溢れている。味わいはまろやかで、テクスチャーがあり、立体的な広がりや集中度が高く、緻密な酸が感じられる。純粋で、かつ高貴な印象があり、同時に豊満さを合わせ持つ。ポテンシャルの高さは計りしれず。現時点で飲み頃に入っているが、官能的な要素は、熟成により増すだろう。現時点でも素直に美味しいが、デカンタージュにより開く。可憐で、ミネラルがバックボーン。長い余韻へと誘ってくれる。

合わせるお料理
牛のリブステーキ、仔羊の蒸し煮、仔牛のロースト、ジビエなど。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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1909年から家族経営を守り続ける南ローヌ最大の造り手「ファミーユ・ペラン」

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1909年から家族経営を守り続ける南ローヌ最大の造り手 「ファミーユ・ペラン」

南ローヌの主要アペラシオンに300ha以上の畑を所有する、南ローヌ最大の造り手ファミーユ・ペラン。個々の品種が最も適したテロワールを見極め、古くからオーガニック栽培を実践しています。

その歴史は1909年に、シャトーヌフ・デュ・パプを代表するシャトー・ド・ボーカステルを購入したことに始まり、3代目のジャック・ペランが全ての基礎を築きあげました。そして4代目のジャン・ピエール・ペランはコストパフォーマンスの高いネゴシアン・ブランド、ラ・ヴィエイユ・フェルムを発売し、1989年にはカリフォルニアのボーカステルとも言えるタブラス・クリークをリリース。時代とともに革新を続けながらも、「ワインは自然の力だけで造るもの」というポリシーを貫き、父から子へと家族の伝統が頑なに受け継がれています。

本日は、南ローヌを代表するアペラシオンのひとつ「ジゴンダス」をPick Up! グルナッシュを主体とした多品種構成により個性豊かなワインが多いジゴンダス。ファミーユ・ペランでは、樽とステンレス・タンクで発酵後、大樽と小樽で熟成。シャトーヌフに匹敵するポテンシャルを秘めており、砂の土壌がグルナッシュに素晴らしいフィネス、エレガンス、また独特のアロマを与えます。

ファミーユ・ペラン ジゴンダス・ラ・ジル 2016
Gigondas La Gille /Famille Perrin

アロマは新鮮で、野性味に溢れた赤や黒のチェリーにプラム、オリーブ、ラベンダー、ペッパー、ハーブのヒント。さらに桜や松を思わせる独特の香りが広がり、その奥行が増していく。他にシナモンやクローブなどのスパイスの香り、なめし革や鉄、ミネラルのニュアンスも感じられる。アタックはソフトでなめらか。口いっぱいに広がる豊かな果実味があり、タンニンはキメ細やかで、アルコール分が充実している。しっかりとした骨格をもち、味わいはリッチでスパイシー、程よい酸がフレッシュさとしなやかな印象を与えている。ミネラルを含み、繊細な旨みとコクを携えたミディアムからフルボディ。余韻はジューシーかつエレガント。

合わせるお料理
牛ヒレや子羊のロースト、マグロのソテー、ナスとベーコンのトマトソース、ハーブソーセージなど。

産地:フランス ローヌ地方
品種:グルナッシュ主体、シラー
タイプ:赤ワイン ミディアム-フルボディ

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株式会社 稲葉「春のワイン試飲会 2019」

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株式会社 稲葉 春のワイン試飲会 2019

約120種類をテイスティング。 今回はイタリアからテッレ・デル・バローロの醸造責任者ダニエーレ・ポンツォ氏と、フランスからヌフ・デュ・パプのトップドメーヌの1つアンドレ・ブルネルのファブリス・ブルネル氏が来日。ワイン造りに対するポリシー、拘りや技術など、生産者の生の声を聞ける貴重な機会となりました。

他ラインナップには、EPA関税撤廃に伴い値下げとなるワインが40種ほど、各国・地域の土着品種をメインとしたワイン、希少なバックヴィンテージなど、見どころは満載でした。

会場は、名古屋駅に直結しているホテルだったので、何より移動が楽なのがありがたかったです。←重要 笑 帰りの列車で、ホロ酔い気分を少し楽しんで… 小松を過ぎた辺りから、あぁ、これから仕事なんだと、酔いが覚めました。

記念にファブリス・ブルネル氏と。

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ローヌの新星ワイナリー「ドメーヌ・レ・アレクサンドラン」

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ローヌの新星ワイナリー 「ドメーヌ・レ・アレクサンドラン」

タン・レルミタージュ出身のアレクサンドル・カゾとギョーム・ソレルによって設立されたローヌの新星、ドメーヌ・レ・アレクサンドラン。アレクサンドルは深いブドウ栽培の知識をもち、ギョームはエルミタージュのワイン生産者ファミリーに生まれ、才能ある醸造家。この最適なパートナー・シップによりドメーヌは設立後、わずか数年の間で発展していきました。

ローヌの中でもクローズ・エルミタージュとサン・ジョセフの2つのアペラシオンに注力し、畑はサステイナブル農法で管理。彼らのワインは深みをもつタンニンとエレガンス、そして繊細なアロマが特徴的です。

本日は、平均樹齢40年のクローズ・エルミタージュをご紹介します。

ドメーヌ・レ・アレクサンドラン クローズ・エルミタージュ ルージュ 2015
Crozes-Hermitage Rouge /Domaine les Alexandrins

香りはプラムやブルーベリー、スミレのアロマにオリーブ、ハーブ、ブラックペッパー、ミネラルのヒント。新鮮で、スパイスの香りに溢れており、さらにカカオやタバコ、スモーキーな樽のニュアンスが感じられる。口に含むとスムーズでしなやか。活気があり、シルクのように滑らかなタンニンと調和のとれた酸味。濃縮感があり、赤や黒のベリーフルーツに、爽やかかつビターなチェリーの香味が絡み合う。一見濃厚な印象だが、するりと喉への通りが良く実になめらかで、味わいは洗練されている。非常にきれいなつくり。純粋でジューシーな余韻をもつ。

合わせるお料理
赤身肉料理、ジビエ、豚や鶏肉料理、トマト料理など。

産地:フランス ローヌ地方
品種:シラー100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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