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2018年7月

営業時間短縮のお知らせ(8月3日)

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営業時間短縮のお知らせ

いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら、8月3日は都合により、19時までの営業とさせていただきます。

営業時間 8月3日 11:00~19:00

何卒よろしくお願い申し上げます。

暑い季節には、比較的軽く親しみやすいプロヴァンスのロゼ!「ミラヴァル・ロゼ」

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夏本番!暑さ真っ盛り
暑い季節には、比較的軽く親しみやすいプロヴァンスのロゼがおすすめ☆

7月28日12:00放送の石川テレビ特別番組 「石川一直線!篠原信一のおすすめスポット一本勝負!」にて、当店をご紹介いただいた際、おすすめワインの一つに「ジョリー・ピット&ペラン ミラヴァル・ロゼ 2017」をご紹介致しました。

このワインは毎年、夏至の日に解禁となるロゼワインで、ワイン造りを任されているのはシャトーヌフ・デュ・パプの最高峰“ボー・カステル”を所有する南ローヌ最大の造り手『ファミーユ・ペラン』です。ちょうど一か月前にこのファミーユ・ペランを訪問しましたが、現地はとても暑い時季。ですが強い日差しの下で冷やして飲む「ミラヴァル・ロゼ」は格別に美味しかったです。

ジョリー・ピット&ペラン ミラヴァル・ロゼ 2017
Miraval Rose /Jolie-Pitt & Perrin

香りには摘みたての赤いチェリーやリンゴ、ピーチなどの果実香に白い花、ミント、石、爽やかなミネラルのノート。そしてほんのり花の蜜、少し甘さを抑えたキャンディーの香り。可憐で、澄み切った芳香が魅了する。アタックはソフトでなめらか。ミネラルを軸とする繊細な果実味が伸びやかに広がり新鮮なチェリーやストロベリーを思わせる。搾りたての果汁のようでまさにピュアさそのもので、上品かつ豊かな酸が味わいを引き締める。弾けるような軽快さと美しい緊張感を保っており、味わいはドライでキレが良い。スッキリとしたフィニッシュ。アフターにはピンクグレープフルーツのようなほろ苦さと心地よい塩気を伴う。

合わせるお料理
野菜のスープや肉詰め、ブイヤベース料理、ラタトゥイユ、ラム肉のグリル、寿司、繊細な食材を使った和食など。

産地:フランス プロヴァンス地方
品種:サンソー、グルナッシュ、シラー、ロール
タイプ:ロゼワイン 辛口

商品ページはワイン名をClick

石川TV「石川一直線!篠原信一のおすすめスポット一本勝負!」にて紹介されました。

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本日、12:00放送の特別番組(石川テレビ)「石川一直線!篠原信一のおすすめスポット一本勝負!」にて、当店をご紹介いただきました。

アナウンサーは河谷 麻瑚さんです。

観てくださった方、ありがとうございます。

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ワイナリー訪問記「ファミーユ・ヒューゲル -アルザス-」

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ファミーユ・ヒューゲルは創業が1639年の老舗ワイナリーで、ブドウ畑と城壁に囲まれた美しい街「リクヴィール 」の中心に位置します。「ヴァンダンジュ・タルディヴ」や「セレクション・ド・グラン・ノーブル」などのアルザスの遅摘みワインの開拓者であり、それらのワインを管理する為の法律もつくるなどアルザスワインの発展に大きく寄与してきた、まさにアルザスワインの重鎮的存在といえる造り手です。

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先ずはbrand managerのケヴィンさんにセラーを案内してもらいました。セラーは16世紀の建物の地下につくられており、大きなフードルが列をなし、中には1世紀以上も前の樽(ギネスブックにものっているかの有名な1715年のセント・カトリーヌ)もありました。そして発酵時の温度調節や瓶詰め作業の機械化等には最新の技術が取り入れられており、全てのワインはそれぞれの製造過程に於いてヒューゲル家のメンバーによって厳格に管理されています。

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次いでジープで畑に移動。畑では12代目のマークさんも合流し、土壌やブドウ樹等の説明を受けました。強い日差しの下、暑かったですがそれ以上に熱く語るマークさんからヴィニュロンとしての情熱がひしひしと伝わってきました。

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その後ワイナリーに戻り、いよいよデギュスタシオンです。次々とコルクが抜かれ、圧巻の19種類!スタンダードラインからエステイトボトル、そして桁違いのスケール感と複雑さをもったシェルハマー等のワインを、グレードの違う同品種を飲み比べるなどしてその違いを確認しました。

辛口から甘口まで一切の妥協を許さないファミーユ・ヒューゲルのワイン。改めてその実力を思い知らされました。

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「ファミーユ・ヒューゲル」のワイン詳細はこちら

桁違いのスケール感と複雑さ「ファミーユ・ヒューゲル リースリング シェルハマー」

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“ヴァンダンジュ・タルディヴ”や“セレクション・ド・グラン・ノーブル”といったアルザスの遅摘みワインの開拓者であり、それらのワインを管理する為の法律もつくるなどアルザスワインの発展に大きく寄与してきた、まさにアルザスワインの重鎮的存在、ヒューゲル家。

そんなヒューゲル家にとって特に重要な区画とされているのがこの「シェルハマー」です。シェルハマーはリクヴィールを見下ろす由緒ある特級畑シュナンブールの中心に位置し、常に最良の恵まれた単一畑としてあり続けてきました。

ファーストヴィンテージは2007年。ワインは素晴しい熟成の可能性を秘めており、味わい深い完熟度と十分な緊張感、そして美しいミネラルが織りなすフィネスに富んでいます。

ファミーユ・ヒューゲル リースリング シェルハマー 2009
Riesling Schoelhammer /Famille Hugel

香りにはリンゴやキウイ、グースベリー、ピンクグレープフルーツなどの果実香にジャスミン、カルダモン、ローズマリー、ジンジャー、苔、鉱物的なミネラルのノートが混じり合う。そして蜜蝋やナッツ、少しフリンティな香り、さらにネクタリンやアプリコットなどの豊かな香りがあらわれる。自発的で、アロマティックな強い芳香性と、その上で格調の高さ・複雑さが感じられる。アタックはソフトでなめらか。ミネラルを伴うジューシーな果実味に溢れており構造は緻密、旨みが集約されている。品種特有のキリッとした酸はもちろんだが凝縮度が高くゆったりとした風味の広がり。そのしなやかさは圧巻で、アロマ同様に上品で雅やかな印象を受ける。味わい深い完熟度と十分な緊張感、美しいミネラルが織りなすフィネスに富んでいる。今飲んで美味しいが、さらなる熟成のポテンシャルも秘めたる逸品。

合わせるお料理
フォアグラ、魚や豚肉の燻製、白身肉のソテー、シーフードのマリネ、天ぷら、中華料理など。

産地:フランス アルザス地方
品種:リースリング100%
タイプ:白ワイン 辛口

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営業時間短縮のお知らせ(7月27日)

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営業時間短縮のお知らせ

いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら、7月27日は都合により、17時までの営業とさせていただきます。

営業時間 7月27日 11:00~17:00

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

リキュール類のような艶やかさと高い凝縮味「プロヴィンコ ロッソ・ディ・サッシ」

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イタリア プーリア州を代表するブドウ品種プリミティーヴォは、どのブドウよりもいち早く熟すことから“最初の(ブドウ)”を意味する、『プリミティーヴォ』と名前が付けられたと言われています。

この「ロッソ・ディ・サッシ プリミティーヴォ・アパッシメント」はプリミティーヴォ100%で造られており品種特有の濃厚な果実味はもちろんのこと、さらにはアパッシメント製法(ブドウの陰干し ~熟したブドウをさらに樹上で干からびるほど過熟させ糖度・凝縮感を上げる~)により独特の濃密なアロマと洗練されたタンニン、そして長く続く余韻を楽しむことが出来ます。

生産者は、2年連続(2012年、2013年)でベスト・イタリアン・プロデューサーに選出されている現代のワインアーティスト集団プロヴィンコです。

プロヴィンコ ロッソ・ディ・サッシ プリミティーヴォ・アパッシメント 2016
Ronco di Sassi Primitivo Appassimento /Provinco Italia Spa

香りには完熟したブルーベリーやラズベリー、プルーンなどの果実香、ジャムやコンポートのような凝縮したアロマが広がりシナモンや八角などのスパイス、プラムソース、リコリス、木樽由来のトースティーなオークのノートが混じり合う。バニラビーンズやタバコ、ナツメグ、チョコなどの香り。さらに皮革、バルサミコのようなニュアンスがあらわれる。アタックはなめらかで濃密な果実感。甘美なる液体はシルクのように柔らかくとろりとした質感と、深層部からにじみ出るようなたっぷりとした旨みに満ち溢れる。エネルギッシュで豊満なボディに均整のとれた立体的構造。強く主張する果実味が特徴的で、リキュール類のような艶やかさと高い凝縮味をもつ。フルーティーさと深みが共存するリッチなフルボディ、アフターの余韻の長さも突出している。

合わせるお料理
ベリーソースを添えた牛ヒレのステーキ、仔羊や鶏肉のグリル、スペアリブ、ハンバーグ、トマトソースベースの料理、ジビエ、ゴルゴンゾーラのペンネなど。

産地:イタリア プーリア
品種:プリミティーヴォ100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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夏も本番!夏の太陽を楽しもう!「ルイジ・リゲッティ ソル・ヴィーノ・ロッソ」

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生産者は100年以上続くアマローネの老舗ワイナリー、ルイジ・リゲッティ。ワイン名の「ソル SOL」は“太陽”の意味ですが、“solo=独奏”という意味も掛けています。陰干しした葡萄を一部使用し、高いアルコール分と香味の強さは「アマローネ」のそれに似通っていて柔らかな中にもしっかりとした骨格が感じられます。濃縮具合は良好。でもパワフルな赤ワインは暑い夏にはちょっと辛い、という方は少し冷やし気味で飲むことをおすすめします。残糖感があるのでフルーティーさが楽しめます。

ルイジ・リゲッティ ソル・ヴィーノ・ロッソ NV
SOL Vino Rosso /Luigi Righetti

香りにはブルーベリーやアメリカンチェリー、煮詰めたプラムなどの果実香にバラのドライフラワー、リコリス、シナモン、アールグレイ。そして木樽由来のバニラがふわりと香りクローブやナツメグなどのスパイスのヒント、さらにチョコや黒糖のような甘やかな香りがあらわれる。アタックはソフトでなめらか。キメ細かなタンニンと溶け込んだ酸味に、味わいはまろやかで煮詰めた果実のような残糖感がある。高いアルコール分と香味の強さは「アマローネ」のそれに似通っており柔らかな中にもしっかりとした骨格と構造をもつ。濃縮具合は良好で、複雑味もありアフターフレーヴァーの広がりが素晴らしい。香ばしさと僅かに残るほろ苦さが食欲をそそる。

合わせるお料理
牛や鴨肉のロースト、ラム肉の煮込み、ジビエ、ハンバーグ、すき焼き、ソース系料理など。

産地:イタリア ヴェネト
品種:コルヴィーナ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、メルロ10%、ロンディネッラ10%、シラー10%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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揺るぎないドメーヌの継続性とさらなる進化「モロー・ノーデ」

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モロー・ノーデは17 世紀から続く家族経営のドメーヌです。1929 年、当時のドメーヌの当主アルフレッド・ノーデは、INAO のメンバーで、彼が中心となってシャブリのアペラシオンの境界の策定を行いました。その後、アルフレッドはシャブリのINAO 委員会の名誉会員となりました。1950 年にはMarie NAUDET マリー・ノーデがRene MOREAU ルネ・モローと結婚。ブドウ栽培に携わってきた2つの家系の名前を絶やさないために、ドメーヌ名をMOREAU NAUDET モロー・ノーデとしました。1968 年にRoger MOREAU ロジェ・モローがドメーヌに参画して1972 年にドメーヌを継承。1991 年にはStephane Moreau ステファン・モローがドメーヌに参画。2004 年のロジェの引退に伴い、ステファンが当主となり、現在の名声を築き上げました。

しかし、2016 年夏にステファンが心臓発作で急逝。妻のヴィルジニがドメーヌを引き継ぎました。その直後にはドメーヌの今後を危ぶむ声もありましたが、欧米での評価は揺るぎませんでした。ドメーヌを率いるヴィルジニは『ステファンが築き上げてきたこれまでのドメーヌのスタイルを継承します。⻑年ドメーヌで仕事をしてきた栽培・醸造チームが一緒にいるので全く心配していません。スターは一人の個人ではなくドメーヌなのです。』と、ドメーヌとしての継続性を強調し、さらなる進化を誓っています。

そして2016年ヴィンテージがリリースされました。評価誌『ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』では高評価を連発し、“ヴァルミュール”が207本出品されたグラン・クリュの中で見事1位を獲得、さらに58本出品されたプルミエ・クリュの中では“フォレ”が1位、“ヴァイヨン”が2位を獲得するなど快挙を成し遂げたのです。

ヴィルジニが率いるドメーヌのチームの結束力はステファンの急逝によってこれまで以上に高まり、ワイン造りに関しての細部へのこだわりは一層強くなりました。

モロー・ノーデ シャブリ 2016
Chablis /Moreau-Naudet

香りには新鮮なレモンやグレープフルーツなどの柑橘類、グリーンアップル、ミント、カルダモン、菩提樹、塩気、石灰的なミネラルのノートが混じり合う。そしてシュール・リー由来のイーストやパンのニュアンス、シャブリ特有のスモーキーな香りが加わり繊細な中にも奥行を生む。アタックは爽やかでなめらか。ミネラルが際立つジューシーな果実味が伸びかに広がり、生き生きとしながらも輪郭は丸みを帯びている。果肉を思わせるまでのピュアさと質感に加えて海風のような爽快感が口中を駆け巡る。抜群の透明度と、十分なキレの良さ。古き良きスタイルにモダンさも兼ね備えている。

合わせるお料理
魚介や甲殻類の料理、フライ、レモンを添えた生牡蠣、白身肉料理、寿司、繊細な食材を使った和食など。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 シャブリ地区
品種:シャルドネ100%
タイプ:白ワイン 辛口

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その品質は2級シャトーに相当する、メドック初のガレージワイン「マロジャリア」

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Q.「マロジャリア」ご存知ですか?

A.その品質は2級シャトーにも相当すると言われる、メドック初のガレージワインです。

ファーストリリースの1999年以来、高い注目を集めているメドック初のガレージワイン、「マロジャリア」。現オーナーはフィリップ・ポルシュロン氏で、手掛けているのはボルドー最高のサクセス・ストーリーとして知られているガレージワインの代表格“シャトー・ド・ヴァランドロー”のジャン・リュック・テュヌヴァン氏と妻のミュリエル氏。そしてコンサルタントにミシェル・ロラン氏を招聘し、毎年のように高評価のワインを世に送り出しています。ファーストリリースから『その品質は2級シャトーにも相当する』と大きな話題を呼んでいます。

本日は10年熟成、2008VTをご紹介します。

マロジャリア マルゴー 2008
Marojallia Margaux

香りにはカシスやブラックベリー、ブラックチェリーなどの黒果実、スミレ、ブラックペッパー、木樽由来のバニラやモカ、ビターチョコ、杉、ロースト香が混じり合う。そしてカカオやタール、茸、鉛筆の削り屑、木炭、腐葉土の香り。立ち昇るスモーク香がさらなる複雑さと奥行を与えている。アタックはソフトでまろやか。丸みを帯びた柔らかなボディに優れた濃縮度。タンニンは豊かだが酸味とともに溶け込んでおり肉付きがよく濃厚で、足取りは以外にも軽くエレガントに仕上がっている。リッチさとフィネスが見事に共存しコクが備わったフルボディタイプ。アフターの余韻も長く高貴なるフレーヴァーが持続する。 合わせるお料理 牛や鴨肉のロースト、ジビエ、スペアリブなど。

産地:フランス ボルドー地方 メドック地区 マルゴー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体、メルロ
タイプ:赤ワイン フルボディ

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