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2018年6月

"The First Wine of Summer" 夏の始まり、「ミラヴァル・ロゼ 2017」解禁!

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先日、夏至の日に「ミラヴァル・ロゼ 2017」が解禁となりました。

ミラヴァルは、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが別荘として所有するワイナリーで、プロヴァンス地方の中心にあるコランス村に位置しています。標高350メートルの畑は昼と夜の寒暖差が大きく、フレッシュでバランスの取れたワインを生み出します。畑では100%オーガニックを取り入れ、除草剤や殺虫剤など、如何なる化学薬品も使用しません。

そして、ワイン造りを任されているのは、ファミーユ・ペラン。ファミーユ・ペランはシャトーヌフ・デュ・パプの最高峰、「ボー・カステル」を所有し、南ローヌの主要アペラシオンに300ha以上の畑を所有する、南ローヌ最大の造り手です。個々の品種が最も適したテロワールを見極め、古くからオーガニック栽培を実践。そのアッサンブラージュ技術はシャトー・ド・ボーカステルの名声と共に代々引き継がれています。

ジョリー・ピット&ペラン ミラヴァル・ロゼ 2017
Miraval Rose /Jolie-Pitt & Perrin

香りには摘みたての赤いチェリーやリンゴ、ピーチなどの果実香に白い花、ミント、石、爽やかなミネラルのノート。そしてほんのり花の蜜、少し甘さを抑えたキャンディーの香り。可憐で、澄み切った芳香が魅了する。アタックはソフトでなめらか。ミネラルを軸とする繊細な果実味が伸びやかに広がり新鮮なチェリーやストロベリーを思わせる。搾りたての果汁のようでまさにピュアさそのもので、上品かつ豊かな酸が味わいを引き締める。弾けるような軽快さと美しい緊張感を保っており、味わいはドライでキレが良い。スッキリとしたフィニッシュ。アフターにはピンクグレープフルーツのようなほろ苦さと心地よい塩気を伴う。

合わせるお料理
野菜のスープや肉詰め、ブイヤベース料理、ラタトゥイユ、ラム肉のグリル、寿司、繊細な食材を使った和食など。

産地:フランス プロヴァンス地方
品種:サンソー、グルナッシュ、シラー、ロール
タイプ:ロゼワイン 辛口

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今までで最高の出来「モリスファームズ ヴェルメンティーノ・トスカーナ 2016」

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本日は、モレッリーノ・ディ・スカンサーノを代表する造り手“モリスファームズ”からヴェルメンティーノを主体とした白ワインをご紹介します。

ワインにリッチさを与えるため2009 年ヴィンテージからヴィオニエをブレンドするようになりましたが、樹齢も古くなり年々品質が向上しています。オーナーのジュリオ・パレンティーニ氏曰く、『2016年産は今までで最高の出来。こんなにも素晴らしいワインを造れたことを誇りに思います。』とのことです。ヴェルメンティーノの柔らかな酸とヴィオニエのもつ華やかな香りが特徴です。

モリスファームズ ヴェルメンティーノ・トスカーナ 2016
Vermentino Toscana /MORISFARMS

香りにはグレープフルーツやライムなどの柑橘類に白桃、リンゴの花、ジャスミン、ミント、アニス、ホワイトペッパー、爽やかなハーブのノート。そして少しのスモーキーさとミネラル、心地よい塩気が感じられ清涼感がただよう。アタックは爽やかでクリスピー、ピチピチと弾ける爽快な飲み口で、同時になめらかな質感が感じられる。ミネラルを含み、際立った酸味の豊かさと、香りにみられる印象的な果実・花を思わせ、風味が伸びやかに広がる。果実味と酸味、ミネラルが絶妙のバランスを保ちキレの良い辛口、溌剌としつつも品がある。味わいはドライで引き締まったフィニッシュ、アフターには果実とほろ苦いミネラルのニュアンス。

合わせるお料理
前菜、繊細な食材を使った和食、刺身、魚介料理、カツレツ、ツナやバジルのパスタなど。

産地:イタリア トスカーナ
品種:ヴェルメンティーノ90%、ヴィオニエ10%
タイプ:白ワイン 辛口

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モレッリーノ・ディ・スカンサーノをDOCGに格上げさせた立役者「モリスファームズ」

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モリスファームズ - MORISFARMS -

モリスファミリーは何世代にも渡り農業に従事してきました。その後、葡萄栽培を専門に行なうようになりました。畑への投資、そして強い情熱と意志のおかげで、最大限の素晴らしい結果が得られています。現オーナーはジュリオ・パレンティーニ氏、エノロゴはウンブリア、エミーリア・ロマーニャ、カリフォルニアなどで活躍する“アッティリオ・パリ”氏、アグロノミストはオルネライアなどのコンサルタントもするアルドレア・パウレッティ氏です。モッレリーノ・ディ・スカンサーノが2007年からD.O.C.G.に格上げされたのは、モリスファームズと他の2つの生産者によるものであろうと、高く評価されています。

本日は、敢えて樽熟成させずエレガントなスタイルを追求したスタンダードのモレッリーノ・ディ・スカンサーノと、良いヴィンテージにしか造られないリゼルヴァをご紹介します。

まずはスタンダード モリスファームズ

モレッリーノ・ディ・スカンサーノ 2015
Morellino di Scansano /MORISFARMS

香りには赤い花、タイムやブラックペッパーなどのスパイスを基調に、赤や黒のチェリー、ラズベリー、プラムなどの果実香、洗練されたミネラルのノートが混じり合う。口に含むとなめらかで生き生きとした果実味が広がり、舌触りはビロードの様でしっとりとしている。キメ細かなタンニンと、酸味はまろやかで各々のバランスがとれおり、中庸のボディとコクが感じられる。酸の乗りがよくしなやかなフルボディで、アフターに果実のフレーヴァーと引き締まった酸の余韻が続く。単体というよりはぜひ料理と共に楽しみたい。

 

続いてリゼルヴァ

モリスファームズ モレッリーノ・ディ・スカンサーノ・リゼルヴァ 2012
Morellino di Scansano Riserva /MORISFARMS

香りにはブラックベリーやプラムなどの果実香、ドライハーブ、ブラックペッパー、ブラックオリーブ、アクセントに木樽由来のバニラやタバコ、クローブ、モカ、ココアなどの芳しさ。そしてなめし革やレザー、仄かにアーモンド、ドライフルーツの香り。次第に熟成香が立ち上り、奥行が感じられる。アタックはソフトでなめらか。果実味は濃縮感があり熟したチェリーやベリー、リコリスを思わせ、抽出されたオークの要素が包み込むように広がる。層を成すシルキータンニン、酸味は穏やかで調和がとれており申し分の無いアルコール感とふくよかなボディを備えている。まろやかで、旨みとコクのバランスがとれている。

産地:イタリア トスカーナ
タイプ:赤ワイン フルボディ

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6/23~7/1の期間、商品の発送・お問い合わせのご対応をお休みさせていただきます。

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いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

6月23日(土)から7月1日(日)の9日間、店主(本田)がフランス視察のため店をお休みさせていただきます。期間中、実店舗は11時から17時までの営業(火曜定休を含めて終日休業が2日ございます)となります。

またインターネット店の受注分の出荷やお問い合わせに付きましては、十分な対応が出来かねますのでお休みさせて頂きます。期間中に頂戴しましたご注文は、7月2日より順次発送をさせていただきます。なおメールでのお問い合わせに関しましても、7月2日より順次ご対応をさせていただきます。大変ご不便をおかけいたしますが皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

■インターネット店■
お急ぎのお客さまは、6月22日(金)の15時までにご注文ください(到着日・時間指定可能)。それ以降にいただきましたご注文は7月2日以降の発送となります。

■実店舗:営業時間のご案内■
6月23日 11時~17時
6月24日 臨時休業
6月25日 11時~17時
6月26日 火曜定休
6月27日 11時~17時
6月28日 11時~17時
6月29日 13時~17時
6月30日 11時~17時
7月 1日 11時~17時
7月 2日 通常営業
7月 3日 臨時営業

■メール・当ホームページからのお問い合わせ■
担当者不在のため十分な対応が出来かねます。7月2日より順次ご対応をさせていただきます。

人気のモノポール入荷しました!「ドメーヌ・ジャック・プリウール」

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ドメーヌ・ジャック・プリウール

18世紀末にムルソーに設立されたブルゴーニュでも屈指のドメーヌの1つ、ドメーヌ・ジャック・プリウール。所有者はエドワール・ラブリュイエール氏。ムーラン・ナヴァンのドメーヌ・ラブリュイエールの6代目当主でもあります。一族が1988年にジャック・プリウールを買収し、94年にはボルドー・ポムロールのシャトー・ルジェを購入。ラブリュイエール氏は、ボルドーでブローカーの経験を積み、2008年からプリウールを指揮するなどワイン業界において精力的な活動を行っています。

モンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニィなど9つのグラン・クリュと14のプルミエ・クリュを含む21haの畑を所有。1990年より、女性醸造家ナディーヌ・ギュブラン氏を迎えて見事に品質を向上させています。1997年からビオロジックを導入し、明確に品質が向上したといいます。類まれなるテロワールを重視したワインは美しい色合い、複雑なアロマ、そして芳醇な味わいを湛えています。

今回はドメーヌ・ジャック・プリウールが誇る人気のモノポール(単独所有畑):ムルソー・クロ・ド・マズレーと、偉大なるグラン・クリュ:コルトン・シャルルマーニュが少量ですが入荷しました。新ヴィンテージ2015年です。

ドメーヌ・ジャック・プリウール ムルソー・クロ・ド・マズレー・モノポール 2015
Meursault Clos de Mazeray Monopole /Domaine Jacques Prieur

ドメーヌ・ジャック・プリウール コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ 2015
Corton-Charlemagne Grand Cru /Domaine Jacques Prieur

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区
品種:シャルドネ100%
タイプ:白ワイン 辛口

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飲み易いワインをリーズナブルな価格で提供♪「ボデガ・イヌリエータ」-Vol.2-

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ナバーラでは原点回帰の流れ

土着・固有品種の多いスペインにあって、国際品種を使ったワインが数多く造られていますが、ナバーラではガルナッチャやグラシアーノなどの土着・固有品種をメインとしたワインが再び高い注目を集めています。ボデガ・イヌリエータの畑では、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、ソーヴィニヨン・ブラン、ガルナッチャ、シラー、プディ・ヴェルド、そしてグラシアーノなど、植えられている葡萄は多岐にわたりリーズナブルで高品質なワインを世に送り出しています。

本日はガルナッチャ100%の「ミマオ」、固有品種“グラシアーノ”とシラーをブレンドした「アルトス・デ・イヌリエータ・レセルバ」をご紹介します。

先ずはガルナッチャ:ベリータルトのような魅惑的な芳香

ボデガ・イヌリエータ ミマオ ガルナッチャ 2016
Mimao Garnacha /Bodega Inurrieta

香りにはブラックベリーやプラム、ラズベリーソース、ラベンダー、ローズマリー、クローブ、スパイシーかつトースティーなオークのノート。ミネラルのヒントが果実のもつ鮮やかさ・華やかさを引き立たせほんのりと甘さが感じられる。ベリータルトのような魅惑的な芳香を放ち、広がりがある。口に含むとなめらかで生き生きとした果実感、やわらかで肉厚なボディ感を備える。よく熟しており、一見ジャミーな印象をもつが同時にフレッシュさもあり酸とのバランスが優れている。タンニンは丸く表情が豊か、高いアルコール分(15度)を嫌みに感じさせないまでの親しみやすさがある。口当たりの良さから見逃しがちになるが、それぞれの要素が綺麗に溶け込んでおりバランスの良さ、“一体感”という点で群を抜く。

品種:ガルナッチャ100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

 

続いて“グラシアーノ”×シラー:柔らかさと深いコク

ボデガ・イヌリエータ アルトス・デ・イヌリエータ・レセルバ 2009
Altos de Inurrieta Reserva /Bodega Inurrieta

香りにはナツメグやクローブ、アニスなどのスパイシーな香りを基調に、ブラックベリーやブラックチェリー、ドライハーブ、トースティーなオークのノートがアクセント。タバコの葉、バニラやモカなどの芳しい香りが広がり、そしてレザーやタール、ベーコンの脂など次々とブーケが現われその複雑性を増していく。口に含むとなめらかでシルキーなテクスチャー。熟成を経てもなお果実味は瑞々しく凝縮した果実感で満たされる。濃厚な味わいながら適度に酸度(決して嫌みが無い)があり、過熟感のないエレガントな仕上がりで、バランスがとれている。熟したタンニンを果実味が包み込むように広がり、柔らかで、深いコクと長く続く余韻を持つ。

品種:グラシアーノ50%、シラー50%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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飲み易いワインをリーズナブルな価格で提供♪「ボデガ・イヌリエータ」

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牛追い祭りで有名なナバラ州の州都パンプローナから南へ約55kmにあるファルセスの郊外に、イヌリエータのボデガはあります。緑豊かで、風が強く風力発電が盛んな地域で、あちこちに強大な風力発電機を見ることが出来ます。イヌリエータという名前は、祖先が約100年前に葡萄を育てていた土地の呼び名で、ワインに対する情熱を持っていた祖先への賛辞として選びました。

ワイン造りのポリシーは、飲みやすいワイン(easy drinking)をリーズナブルな価格で提供すること。国や文化を問わず、誰にも愛される、親しみやすいワイン造りを目指しています。ナバラでソーヴィニヨン・ブラン100%のワインを造った最初の生産者です。他の生産者も真似てソーヴィニヨン・ブランを植えたそうですが、満足いく品質に達している生産者はいないそうです。

本日はスタンダード・ラインの白と赤をご紹介します。

先ずは白

ボデガ・イヌリエータ オルキデア ソーヴィニヨン・ブラン 2016
Orchidea Sauvignon Blanc /Bodega Inurrieta

冷涼な気候を好むソーヴィニヨン・ブランは、他の産地よりも暑いナバラで栽培するのはとても難いのですが、イヌリエータでは見事に成功を収めています。因みに『オルキデア』とは、蘭の花の意。

アロマは新鮮かつフルーティーで、ライムやグレープフルーツなどの柑橘類、白桃、そしてパインや熟したトロピカルフルーツを思わせ、ジャスミン、レモングラス、ジンジャー、グリーンハーブ、ミネラルのノートが混じり合う。口に含むと爽やかで軽快、香り同様にフルーティーな果実感で満たされる。辛口にしてほんのりと甘く、と言っても果実本来の持つ自然な甘さであり過熟なく、クリスピーな酸とミネラルが絶妙のバランスを保っている。非常に綺麗な果実味が広がりメリハリが効いたドライ感仕立て。フィニッシュはすっきりとしていてキレがよい。

品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%
タイプ:白ワイン 辛口

 

続いて赤

ボデガ・イヌリエータ ノルテ・ロブレ 2015
Norte Roble /Bodega Inurrieta

国際品種のブレンドで、フレンチオーク樽で6ヶ月熟成。このクラスとしては力強いアタックとボリュームある味わい。

香りにはブラックベリーやブルーベリー、カシスなどの果実香にミント、ブラックペッパー、木樽からくるバニラやナツメグ、カカオなどのスパイシーなノートが混じり合う。そして皮革、塩漬け肉、軽くスモーキーなニュアンスをもつ。口に含むとなめらかで広がりのあるアタック。果実味は濃縮感があり熟し具合が良好で、このクラスとしてはしっかりとしたコクとボリュームが感じられる。タンニンはやや豊かで酸味は穏やか、それぞれの要素が溶け込んでおりバランスがよい。幾分リッチでスムーズな飲み心地、アルコール分も充実している。

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン40%、メルロ40%、シラー20%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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ヴォーヌ・ロマネ村の名門「ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ」-Vol.2-

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手の平に葡萄が実っている、この印象的なラベルには、“ワインは畑からでき、その畑で徹底して働く”という意味があります。

モンジャール・ミュニュレは、テロワールの個性を存分に活かしたブルゴーニュの王道ともいえる味わいを、高品質で幅広く世に広く伝えることの出来る数少ない造り手の一人です。19人ものスタッフは家族のように大事にしており、彼らは畑での作業に日々勤しんでいます。この人数で細かく管理することで、除草剤など化学的介入を回避することができ、結果として葡萄は生命力溢れる純度の高いものとなります。

本日はヴォーヌ・ロマネをご紹介します。樹齢45~72年の古木ものです。

ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ ヴォーヌ・ロマネ 2015
Vosne-Romanée /Domaine Mongeard-Mugneret

アロマは華やかでスパイシーで、ラズベリーやブルーベリー、チェリーリキュール、アイリス、ドライハーブ、ドライフラワー、上品なオークのノートがアクセント。木樽由来のバニラやシナモン、お香などの芳しい香りが艶やかな果実香を引き立たせ、深部に花の蜜のような甘い香りを潜めている。次第に花開けば、さも誘惑的で、エレガントな芳香が魅了する。アタックはなめらかでジューシーな果実感。豊かな凝縮味を持ち、それでいて気品があり舌触りはビロードの様、繊細さを兼ね備えている。タンニンは丸く酸味は穏やかで飲みやすい印象を受け、まろやかな質感と構造のバランスがとれている。熟し加減が良好で程よい肉付き、ボディはしなやかなミディアムからフルボディタイプ。ゆったりと楽しみたい甘美なる長く続く余韻をもつ。今飲んでも美味しいが、さらなる熟成のポテンシャルも秘めている。

合わせるお料理
牛や鴨肉、仔羊のロースト、ジビエ、赤身マグロの醤油漬け、トリュフを使った料理、寿司、チーズであればエポワスやサン・フロランタン。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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ヴォーヌ・ロマネ村の名門「ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ」

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本日のワインは、エシェゾーの最大の所有者として知られているヴォーヌ・ロマネ村の名門、ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレからブルゴーニュ ピノ・ノワール キュヴェ・サピドゥスをご紹介します。

サピドゥスはヴージョ村のLes Plantesの葡萄を使用。樹齢はおよそ55年です。Sapidusとはラテン語のSAPIDから来ており、英語で言う所のSAVORY。SAVORYとは『味の良い、風味のある、おいしそうな、香りのよい、心地良い、気持ちの良い』などの意味があります。通常造られているブルゴーニュ ピノ・ノワールよりも深みがあり美しいブーケを備えています。

ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ ピノ・ノワール キュヴェ・サピドゥス 2015
Bourgogne Pinot Noir Cuvée Sapidus /Domaine Mongeard-Mugneret

香りにはラズベリーやカシス、ブラックチェリーのコンポート、赤い花、ドライハーブ、上品なオーク、ミネラルのノート。若々しく、ほんのりと甘さのあるフルーティーさと華やかさが際立っておりヴィンテージの恩恵を受けつつ洗練されている。アタックはなめらかで生き生きとした果実感。ビロードのようなしっとりとした舌触りで溶け込んだタンニンと酸とのバランスがよい。旨みがジュワっと染み入るように広がり濃縮感のあるジューシーさはまさにヴィンテージのキャラクターだが、その上で酸がしっかりとあり味わいはドライで、後半にかけて程よく引き締まっている。純粋さと綺麗な後味が魅力的で、アフターの余韻も長く心地よいフィニッシュ。

合わせるお料理
野菜サラダ、ソーセージと野菜のポトフ、鶏肉の赤ワイン煮込み、鴨肉や仔牛のロースト、オイスターソースを使った魚介料理など。

産地:フランス ブルゴーニュ地方
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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古木から生まれる深淵な味わい「ドメーヌ・バシェ・ルグロ」

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サントネに拠を構える、6世代続いてきた家族経営のドメーヌ。歴史は18世紀初めまで遡ることができる。クリスチャン・バシェ=ルグロが二人の息子ルナックとサミュエルと共に、ドメーヌの総責任者となったのは1993年のこと。畑はサントネ、マランジュ、シャサーニュ・モンラッシェを中心に代々引き継がれ、16haの畑すべてを自分たちの手で管理しています。

彼らの畑、ワイン造りに対する情熱は並々ならぬものがあります。所有する畑はコート・ド・ボーヌの中でも最も古いもののひとつとして知られており平均樹齢はおよそ60年。中には樹齢100年を超える古木もあり、とても小さく凝縮した葡萄からは深淵な味わいのワインが生み出されます。出来るだけ化学肥料や除草剤を使用しないビオロジックに基づいてリュット・レゾネを実践し、その年の個性を反映した上で最良の葡萄を作ることを第一に考えています。

本日は、シャサーニュ1級畑モルジョ内のレ・プティ・クロのリュー・ディーをご紹介します。植樹されたのはなんと1950年です。

ドメーヌ・バシェ・ルグロ シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ・レ・プティ・クロ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2015
Chassagne-Montrachet 1er Cru Morgeot Les Petits Clos Vieilles Vignes /Domaine Bachey-Legros

香りには洋梨や白桃、サンザシ、柑橘類の皮、カルダモンやアニスなどのスパイスが混じり合い、アクセントに芳しいオークのノート。バニラや焦がしキャラメル、コーヒーの香りがふわりと広がり、バターやアーモンド、トーストの香りが続く。他に蜂蜜や石灰、火打石のようなスモーキーなニュアンスを持ち、複雑性がある。アタックはなめらかでふくよかなボディ感。オイリーさとミネラルが折り重なり酸味はしなやかでバランスがとれている。果実味は力強くまろやかで、アニスやスパイシーなオークの要素が溶け込んでいる。集約した旨みのある芳醇な味わいで、伸びやかな酸味が下支えとなるエレガントなスタイル。心地よい緊張感と飲み応えがあり、長く続く余韻をもつ。

合わせるお料理
ソースを使った魚介料理、仔牛のソース煮、クリームソース系の肉や甲殻類の料理、オマール、フォワグラの蒸し焼きなど。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区
品種:シャルドネ100%
タイプ:白ワイン 辛口

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