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クラシカルで緻密なピノ・ノワール「ドメーヌ・ルイ・レミー」

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ドメーヌ・ルイ・レミーの歴史は古く1820年まで遡ることが出来、現在は6代目となるシャンタル・レミー氏が取り仕切っています。彼女は1982年に他界したルイ・レミーの娘で、醸造学を修め、1988年から栽培、醸造、営業のすべてにおいて自身で行っているという活動家です。1989年には所有する畑のほとんどをドメーヌ・ルロワに売却しましたが、残った選りすぐりの区画から、その確かな品質で名声を勝ち取っています。

ルイ・レミーのワインは、クラシカルなスタイルで押し付けがましさのない自然なバランスがとれていて、エレガントな味わいを生むピノ・ノワールの特性をうまく引き出しています。抽出はあまりせず、全てのアペラシオンで新樽比率が3分の1程度と低く、2年間の樽熟成をさせ、無清澄、無濾過で瓶詰めされます。

本日は、特級畑“ラトリシエール・シャンベルタン”をご紹介いたします。

ドメーヌ・ルイ・レミー ラトリシエール・シャンベルタン グラン・クリュ 2002
Latricières-Chambertin Grand Cru /Domaine Louis Remy

アロマはラズベリーやカシス、キルシュ、チェリージャム、リコリス、バラのドライフラワーを思わせ、スパイシーかつ上品なオークのノートがアクセント。シナモンやクローブなどのスパイス、お香の香り。そして鉱物的なミネラル、なめし革、紅茶、マッシュルーム、苔、森の下草など次々とブーケが顔を出す。複雑さはよき熟成による賜物であり、一方で高貴なグラン・クリュたる所以を物の見事に呈している。アタックはソフトでなめらか。果実味は凝縮感があり、繊細かつミネラリー。ジュヴレの地にあって味わいは力強く豊満ながら柔軟な個性が光る。優美な曲線を描く女性的な印象、実に優雅で香味の広がりが素晴らしい。旨みが集約し溢れんばかりのコクが備わっており、味わいは芳醇で程よい肉付きとエレガントな余韻をもつ。

[合わせるお料理]
ジビエ、牛フィレや仔羊のロースト、鴨肉の赤ワイン煮、北京ダック、ウォッシュタイップのチーズなど。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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