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腰の強さと優しさと。「ヴァンサン・ジラルダン ポマール レ V.V. 2012」

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腰の強さと優しさと。ポマールV.V.

ブルゴーニュにおける“ネゴシアンワインメーカー”の先駆者的存在「ヴァンサン・ジラルダン」。2012年、跡継ぎと健康上の理由から、ボーヌのネゴシアンに会社を売却しましたがジラルダンも醸造家エリック・ジェルマンも残るため、品質に変更はありません。

畑では2007年から2010年の間ビオディナミを試行。ヴァンサンが考えるビオディナミとは、昔の人々が行っていたやり方に戻すことでした。その後、ブルゴーニュの天候の問題で、完全なビオディナミでは不便な点もあるため、2011年よりビオディナミからインテグレイテッド・ヴィティカルチャー(リュット・レゾネ)へ移行しました。年間通してビオディナミの精神に基づいて、畑でより多くの仕事をしていますが、必要に迫られたら最小限の処置として極少量の農薬を使うこともあるそうです。

本日はバック・ヴィンテージ 2012年のポマールV.V.をご紹介します。樹齢65年の古樹です。

ヴァンサン・ジラルダン ポマール レ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012
Pommard Les Vieilles Vignes /Vincent Girardin

香りには赤スグリやダークチェリー、ブラッドオレンジなどの果実香にローズヒップやドライハーブ、コリアンダー、シナモン、スパイシーなオークのノートが混じり合う。野性味があり、そして金属的なミネラルのニュアンスと、なめし革やペッパー、腐葉土などの熟成香もあらわれる。口に含むとなめらかでしなやか。繊細なタッチで、じんわりと果実のボリュームが増していき、骨格のしっかりした腰の強い中にも優しさが感じられる。熟成によってタンニンは円みを帯び、溶け込んだ酸味が調和、旨みが滲み出る様に広がり味わい深さがある。初日よりは二日目、ぜひ向き合ってお楽しみを。味わいの幅が広がり余韻の長さも楽しめる。

合わせるお料理
ジビエ、牛ステーキ、赤身肉のロースト、鶏肉のハーブ焼き、スパイスを効かせた料理など。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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