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バラエティに富んだブドウ品種「ピノ・グリ」

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バラエティに富んだブドウ品種「ピノ・グリ」

ピノ・グリージョ(イタリア)、グラウアー・ブルグンダー/グラウブルグンダー、またはルーレンダー(ドイツやオーストリア)、マルヴォワジー(フランス)など、世界各地で多くの呼び名をもつブドウ品種「ピノ・グリ」。

ピノ・グリはピノ・ノワールの突然変異から生まれたブドウ品種で、皮の色がピンクや灰色、それこそ黒ブドウと見間違えるほど濃い色調のものがあります。このため出来上がったワインは産地や醸造スタイルによって変わりますが、通常の白ワインよりも色濃く、黄色から麦わら色、オレンジ、ピンクなど果皮の影響を受ける傾向があります。味わいもまたバラエティに富んでおり近年、ますます注目度が高まっているブドウ品種です。

本日のワイン

フリードリッヒ・ベッカー カルクメルゲル グラウアー・ブルグンダー 2018
“Kalkmergel” Grauer Burgunder /Friedrich Becker

長期の低温浸漬によりこの色調。輝きのあるオレンジ/サーモンピンク、やわらかな色合い。インポーターによると、造り手のベッカーさん曰く『オレンジワインでもロゼワインでもない。これは白ワインだ。』と譲らないそうです(笑)

Tasting…

香りはブラッドオレンジやグレープフルーツ、ザクロ、リンゴのアロマに、バラのドライフラワー、スパイス、石灰的なミネラルのヒント。新鮮味が溢れており僅かに香ばしい樽のニュアンスが混ざり合う。味わいはフレッシュかつジューシー。凝縮感のある力強い果実味と張りのある酸味、そしてキメ細かなミネラルを含み少しストイックな印象。たっぷりとした旨みがあり何とも鮮やかで、口中隅々まで染み渡る。非常に綺麗なスタイルで焦点が定まった後味。滋味深さを感じさせすっきりとしたフィニッシュ。

合わせるお料理
豚・鶏肉のロースト、ソーセージ、トマトソースベース料理、中華、鯛の昆布締め、寿司など。

産地: ドイツ ファルツ
品種: グラウアー・ブルグンダー(ピノ・グリ)100%
タイプ: 白ワイン 辛口

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