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ピノ・ノワールの聖地ヴェルズネイで、1、2を争う最上の区画を所有するR.M.

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風貌からも職人気質が見てとれる現当主は、ジャン・リュック・ラルマン氏。曾祖父の代からブドウ栽培を行っており、シャンパーニュ造りは1951年に開始しました。かつて「ボランジェ」や「ランソン」にブドウを供給し、メゾンのクオリティを支えていた畑は、北斜面でも日光がしっかり当たる中腹にあり、砂や粘土の影響が強い斜面上部と違って、粘土質の表土の下にはベレムナイトが堆積してできた分厚い白亜の層が横たわっています。恵まれたテロワールの特徴を表現するため、厳格なリュット・レゾネにてブドウを栽培。醸造においては自然酵母を用いてホーロータンクで発酵を行うことで、テロワールの偉大さを鮮明に伝え、同時にマロラクティック発酵にて滑らかな質感を引き出しています。

今回は、初リリースとなったミレジメ2009をPick Up!

ジャン・ラルマン・エ・フィス ミレジメ グラン・クリュ 2009
Millésime Grand Cru /Jean Lallement et Fils

ドライアプリコットや洋梨、グレープフルーツ、焼きリンゴ、ジンジャー、ローストしたアーモンド、チョーク、ミネラルの香り。次第にマーマレードジャムや蜂蜜のような甘さが広がり、イーストやブリオッシュ、ビスケット、栗、焦がしバター、パイ生地などのブーケが次々と現れる。品の良い熟成香、複雑性に富む。口に含むと繊細な発泡とともに広がる凝縮した果実味で、重心が低く男性的な味わいながら柔らかくエレガンスを兼ね備えている。熟成感はもちろんだが表情は明るく旨みが集約されており、飲み飽きしない美味しさ。酸味は穏やかで、味わいの強弱のバランスの良さはまさにジャン・ラルマンの真骨頂と言える。ミネラルを含み、ふっくらとしたボリュームある味わい。フィニッシュはドライ、果実のフレーヴァーが余韻に残る。

【合わせるお料理】
グラタンやクリームシチュー、シーフードときのこのアヒージョ、アクアパッツァ、寿司、白身魚の刺身・マリネなど。

産地:シャンパーニュ地方 モンターニュ・ド・ランス地区 ヴェルズネイ
品種:ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%