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ワイナリー訪問記「ドメーヌ・ラロッシュ -シャブリ-」

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ドメーヌ・ラロッシュは4つのグラン・クリュ5.99haと、10のプルミエ・クリュ21.05haを含む60haの畑を所有するシャブリで最も歴史あるドメーヌです。樹齢60年以上の古樹も含む広大な畑全域でサステイナブル農法を行い、除草剤、殺虫剤、防腐剤は使用しません。収穫は手摘みで丁寧に選別を行います。さらにシャブリでは珍しく選果台を用いてより厳しく選果。醸造はステンレスタンクと共に様々なサイズの樽を使用し、澱と共にゆっくりと熟成させミネラルの特徴が開くように時間をかけて促します。マロラクティック発酵を行い、発酵の経過に問題がない限り天然酵母を使用。コルクは2015年よりプルミエ・クリュとグラン・クリュはアモリム社のNDテックを採用しています。

現在、ドメーヌ・ラロッシュのカーブとなっているオベディエンスリーは9世紀に建てられたサン・マルタン・ド・トゥール修道院の一部で、修道士により最初にシャブリ・ワインが造られ、シャブリの名声を築いてきた歴史的建造物です。9世紀にシャブリの修道士によって隠されたという守護聖人サン・マルタンの遺品が発見されています。

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此方ではワインメーカーのグレゴリーさんに幾つか畑を案内してもらい、その後オベディエンスリーを見学し、グラン・クリュを含めた10種類のワインをテイスティングしました。 同じ生産者で全てシャルドネ100%のワイン。それでも畑によってこんなにも味わいが違うのかと、改めて実感しました。日本では単に「シャブリ」と括られがちですが各々にスタイルが違い、テロワールがしっかりと表れていました。

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