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ローヌ南部で最も北に位置するAOC「ヴァンソーブル」

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ヴァンソーブルはローヌ南部で最も北に位置するアペラシオンで、畑は丘陵の日照に恵まれた斜面に広がっています。温暖な地中海性気候のローヌ南部の中でも、標高が高くアルプスからの冷たい風や冬から春にかけてミストラルと呼ばれる乾燥した強い風が吹き込みます。湿気が少なく乾燥した気候、そしてこの風の影響もあり、ブドウは病害から守られているのです。

土壌は粘土質で石が多いのが特徴です。石が暑さを蓄えるため、ブドウが早く熟し凝縮したワインが生まれます。とはいえ、他のローヌ南部の赤ワインにみられるような重さは少なく、爽やかな酸を感じるエレガントなスタイルです。元はコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュとしてヴァンソーブルの名を付記していましたが、その個性が認められ、2006年に単独のアペラシオンとして認定されました。

ファミーユ・ペラン ヴァンソーブル レ・コルニュ 2013
Vinsobres Les Cornuds /Famille Perrin

香りにはブラックベリーやブルーベリー、ブラックオリーブ、スミレ、ミント、ドライハーブ、ペッパー。そして仄かな樽香、シナモンやチョコ、コーヒーの香り。ミネラルに溢れた洗練された芳香、続いてジャーキーや皮革のニュアンスが現れ、やや複雑。アタックはソフトでなめらか。果実味は豊かで艶々しく、しっとりとした舌触り。凝縮感があるが重すぎないのは、キメ細かなタンニンと、穏やかながらもメリハリが効いている爽やかな酸に由るもの。スマートなつくりでしっかりとした骨格を持ち、味わいとしては辛口ながらグリセリン分が豊か。アフターの余韻が心地よく、果実のフレーヴァーとともに果実由来の甘さが残る。

【合わせるお料理】
鳩肉のロースト、豚の角煮、焼き鳥、仔牛のレバーソテー、赤身肉蒸し煮など。

産地:フランス ローヌ地方
品種:シラー50%、グルナッシュ50%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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