高品質、気軽に楽しめる、グッドヴァリューがコンセプト！「エニーラ」

ベッサ・ヴァレー・ワイナリーはブルガリアの首都ソフィアから南東に約135km離れたパザルジク州に設立されました。手掛けたのはサン・テミリオンの銘醸「ラ・モンドット」や「カノン・ラ・ ガフリエール」をはじめ「デギュイユ」等を所有する欧州一の名門ハプスブルク家の末裔ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵です。ボルドーにおけるワイン造りと同様の哲学をもってブルガリアで手掛けたブランド、それが『エニーラ』です。

リリース後はたちまち話題となりました。ジャンシス・ロビンソンは『是非、ボルドー愛好家にブラインドで飲ませてみたい。』、ロバート・パーカーは『ナイペルグ伯爵は驚くほどにおいしいワインを生み出した。注目すべきお買い得品・・・』と絶賛し、ブルガリア・ワインとしては異例の注目を集めています。

本日はエニーラとエニーラ・レゼルヴァのご紹介です。
ヴィンテージはともに2011年で、メルロを主体に造られています☆

エニーラ　2011
Enira /Bessa Valley Winery

香りにはプルーンやドライイチジク、ブラックベリー、ドライハーブ、リコリスが混じり合い、ローストしたオークの香りがアクセント。バニラビーンズやクローブ、杉、トフィー、コーヒーを思わせる複雑な香り、さらに皮革、腐葉土、ジャーキーの香りが続く。口に含むとまろやかでシルキーなテクスチャー。濃縮感溢れる果実味とタンニン、酸味が綺麗に溶け込んでおり、この上ないグリセリン分の豊かさに目を見張る。6年の熟成を経ているが未だしっかりとした酸が感じられ、プリッとした旨みを集約、味わいは丸くコクが備わっている。このクラスとしては余韻の長さが突出しており、果実トオークのフレーヴァーが持続する。

【合わせるお料理】
牛やラム、鴨肉のロースト、焼き肉、煮込みハンバーグ、コクのあるチーズなど。

品種：メルロ55%、シラー21%、カベルネ・ソーヴィニヨン9%、プティ・ヴェルド15%
タイプ：赤ワイン　フルボディ

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エニーラ・レゼルヴァ　2011
Enira Reserva /Bessa Valley Winery

香りにはプルーン、煮詰めた黒系果実、カシスリキュールなどの凝縮したアロマにブラックペッパー、アニス、リコリス、芳しいオークのノートが混じり合う。樽香にバニラエッセンス、クローブ、杉、スモーク、ビターチョコの香り、さらにトリュフやタール、茸、カラメルなどの複雑なブーケが広がる。アタックはなめらかでシルキーなテクスチャー。果実味は濃厚かつ豊満で、丸いタンニンと酸味が綺麗に溶け込んでいる。アルコール感が充実しどっしりとした飲み応えはインパクト抜群で、それでいてまとまりのよいスムーズなアフター、果実味が洗練されている。熟成により申し分の無い柔らかさと、辛口にして心地よい残糖感を伴い、余韻は長め。果実とオークのフレーヴァーが一体となり持続性がある。

【合わせるお料理】
デミグラスソースを使った料理や赤身肉のステーキ、すき焼き、黒酢酢豚、または食後にコクのあるチーズと共に。

品種：メルロ38%、シラー29%、カベルネ・ソーヴィニヨン17%、プティ・ヴェルド16%
タイプ：赤ワイン　フルボディ

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