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ピックアップ情報

ハート はーと HEART「ル・マルキ・ド・カロン・セギュール」

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シャトー・カロン・セギュール

メドック格付中最北端に位置する歴史の古いシャトー。所有者マダム・ガスクトンは、10年程前に親愛なる夫を亡くし、たった1人でシャトーを支えてきました。男性が多いボルドー・ビジネスの中で大きな存在感を有しています。ワインのスタイルは彼女が引き継いでから大きく変わったと言われます。1994年以前、ご主人が醸造をしていた頃は、樽熟成期間を長くし、どちらかというとマッスルな、抽出の多い力強いスタイル。しかし、彼女が造るようになってからは、抽出を適度に抑えた、果実味主体の味わいに変わってきているよう。近年のヴィンテージでは、『第一級格付けシャトーと、肩を並べるほどの潜在能力を持ち合わせたワイン!』とますます評価を上げています。

ラベルに描かれたハートマーク

シャトー・カロン・セギュールのラベルに描かれたハートマークには大変ロマンチックなストーリーが隠されています。当時、オーナーであったセギュール侯爵は一級シャトーの「ラフィット・ロートシルト」や「ラトゥール」を所有しつつも、三級の“カロン・セギュール”が大好きで、『われラフィットを造りしが、我が心カロンにあり』と、明言を残しています。ハート型のラベルはセギュール侯爵のカロン・セギュールに対する愛情の表れなのです。

本日は、シャトー・カロン・セギュールのセカンドラベル、「ル・マルキ・ド・カロン・セギュール」をPick Up!

ル・マルキ・ド・カロン・セギュール 2015
Le Marquis de Calon Ségur

香りにはカシスやブラックベリー、ブラックチェリーなどの果実香にハーブ、このシャトー特有の芳しいオークのノートがアクセント。トーストしたパンやエスプレッソ、ビターチョコ、白檀の香りを思わせる。そしてカカオやタール、なめし革、独特の土っぽさ(湿った土のニュアンス)が感じられる。アタックはソフトでなめらか。均整のとれたスムーズな口当たりで集約された旨みがはっきりと舌上に残る。現時点ではもちろん若いが、抽出されたタンニンはキメ細かく上質なワインに見られるテクスチャーと深み、複雑さが備わっている。堅牢なつくりのサン・テステフにあって既に味わいは丸くしなやか、時間を追うごとに甘美さが綺麗にあらわれる。品が良く力強いフィニッシュ。初日よりは二日目、すぐ飲むのであればデカンタージュを。

【合わせるお料理】
牛フィレや鴨肉のロースト、赤身肉のジビエなど。チーズであればゴーダやエダムなどのハード系がおすすめ。

産地:フランス ボルドー地方 メドック地区
品種:メルロ主体、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
タイプ:赤ワイン フルボディ

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