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存在感のある、深い樽のフレーヴァー「トゥエンティ・ロウズ カベルネ S」

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Q.なぜ日本では知られていないのか。

A.小規模生産のためほとんどが現地で消費されてしまうから。

トゥエンティ・ロウズは、典型的な地産地消型のワイナリー。オーナー兼ワインメーカーであるブライアン・ヌス氏がマウント・ヴィーダー地区を中心に20年近く「樽・葡萄・スロープ (三位一体)」を研究した成果をワインに表現しようと立ち上げました。その成果と情熱は現地民から深く愛されており、生産されるほとんどのワインが地元で消費されてしまう人気ぶりです。彗星のごとく現れ、Food & Wine 誌のアメリカンワイン・アワードでは、過去に第一位を2度獲得し、そのクオリティーは今や折り紙付きの実力派です。

通常マウント・ヴィーダー地区はキャラクターをしっかりと持った地区が故、独立したAVA(政府認定ブドウ栽培エリア)100%産のワインとして造られるこが多く、他の地区ブレンディグは行われないのですが、トゥエンティ・ロウズではワインメーカーのブライアンがカベルネとメルロ系をマウント・ヴィーダーのヒルサイドスロープで研究し、「樽・葡萄・スロープ」という三位一体の関係を魅力的バランスで凝縮させ、ワインの骨格として引き出しています。

本日は、カベルネ・ソーヴィニヨン ノース・コーストをご紹介します。

トゥエンティ・ロウズ カベルネ・ソーヴィニヨン ノース・コースト 2016
Cabernet Sauvignon North Coast /Twenty Rows Winery

香りにはカシスやブラックベリー、ブラックチェリーなどの黒果実にクローブやブラックペッパーなどのスパイシーな香りがアクセント。加えてバニラビーンズやチョコ、ココア、コーヒー豆などの甘さのある、かつスモーキーな樽香、白檀の香り、杉、タバコ、土、ミネラルのニュアンスが複雑性・リッチな奥行を与える。アタックはソフトでなめらか。果実味は豊かで膨らみのある肉付き、豊富なタンニンが溶け込む丸いテイスト。カベルネらしいしっかりとした構造にも繊細さを併せ持ち、舌触りはシルクのような緻密さとしっとりとした潤いが特徴的。味わいは明確でジューシーさと抽出されたタンニンとの調和、穏やかな酸から飲みやすくパワフルでありながらエレガントに仕上がっている。上級クラスに見られるリッチさと長く続く余韻をもつ、しなやかなフルボディタイプ。

合わせるお料理
赤身肉のロースト、スペアリブ、すき焼き、マグロの大トロ、ハンバーグ、チーズフォンデュなど。

産地:アメリカ カリフォルニア ナパ・ヴァレー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン90%、メルロ5%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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