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ピックアップ情報

古木を選りすぐって醸造「バラオンダ カンポ・アリーバ オールド・ヴァイン」

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地元品種モナストレルにこだわる生産者「バラオンダ」

ワイン造りの歴史が1850年までさかのぼることが出来る家族経営のワイナリー。バラオンダ社は2000年、4代目で現在のオーナー、アルフレド・カンデラ氏により新たに設立されました。地葡萄、モナストレルの魅力を最大に引き出した、リーズナブルかつ品質の高いワインを生み出すことがモットーです。

畑はムルシア州の北東に位置するイエクラにあります。イエクラのD.O.の認定は1975年と、隣接するフミーリャ(1966年認定)よりひと足遅れてはいますが、一部のボデガではフミーリャ同様1980年代後半から「モナストレル」の偉大なポテンシャルに注目し、従来の粗野で田舎臭いスタイルのワインから、よりモダンなスタイルのワイン造りへと舵を切り替える動きが始まっていました。

本日は、カンポ・アリーバ オールド・ヴァインをご紹介します。上級地区カンポ・アリーバで樹齢40年以上の古木(モナストレル)を選りすぐり、シラーとティントレラがブレンドされています。古木ならではの複雑味と未だピュアな果実感が味わえます。

バラオンダ カンポ・アリーバ オールド・ヴァイン 2014
Campo Arriba Old Vines /Barahonda

香りにはブラックチェリーやブラックベリーのコンポート、アカシア、ドライハーブ、ペッパー、ブラックオリーブ、そしてバニラやモカ、シナモン、軽くローストしたオークのノートが混じり合う。果実の凝縮感がただよいほんのりと甘く、後になめし革やジビエ、土っぽいニュアンスが現れる。アタックはなめらかでふくよかな果実味。全体に丸みを帯びておりシルキーなタンニンが溶け込んでいる。このクラスとしてはリキュールを思わせる高いアルコール分と、濃厚ながらもミネラルを含み兎角スムーズな飲み心地で、辛口にして残糖感がある。コクはあるが過度な重さを感じさせないモダン・テイスト。古木ならではの複雑味と未だピュアな果実感が味わえる。

合わせるお料理
仔羊やラム肉のロースト、スペアリブ、煮込みハンバーグ、タコとオリーブのトマト煮込みなど。

産地:スペイン ムルシア
品種:モナストレル70%、シラー20%、ガルナッチャ・ティントレラ10%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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