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薔薇に彩られた幻の単独所有畑「モレ・サン・ドニ クロ・デ・ロジエ」

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香りはチェリーブランデー、アールグレイ...

1820年に設立されて以来、家族経営を続けてきたレミー家。現在は6代目シャンタル・レミー氏が取り仕切っており、偉大なる特級畑を3つ(クロ・ド・ラ・ロッシュ、ラトリシエール・シャンベルタン、シャンベルタン)所有する名家であり、モレ・サン・ドニの単独所有畑「クロ・デ・ロジエ」は格付けが無いものの圧倒的なポテンシャルを有し一級畑並の評価を獲得しています。

さて、この単独所有畑「クロ・デ・ロジエ」。2009年に初めてワインがリリースになるまで、レミー家の庭だったというから驚きです。区画はあの特級“クロ・デ・ランブレイ”や“クロ・ド・タール”といった錚々たる畑が周りを取り囲む好立地。薔薇が植えられ庭と化していましたが、シャンタル氏によってその圧倒的なポテンシャルを見いだされ、ワインがリリースされることになりました。

本日は2012年をご紹介します。

ドメーヌ・シャンタル・レミー モレ・サン・ドニ クロ・デ・ロジエ 2012
Morey-Saint-Denis Clos des Rosiers /Domaine Chantal Remy

香りはチェリーブランデーにプラム、バラのドライフラワー、アールグレイ、リコリス、木樽由来のシナモンやバニラなどのスパイスのノート。そしてなめし革や苔、落ち葉、トリュフ、ジビエなどの熟成香が広がり、穏やかな印象の中、複雑で深淵なるブーケが魅了する。アタックはソフトでなめらか。キメ細かなタンニンと調和のとれた酸味、繊細だがしっかりとしたストラクチャーが感じられる。伸びやかでジューシー、集約した旨みがあり舌上から溢れんばかりに喉の奥へと流れ込む。果実味がバランスをとり、ボディ感が程よい。余韻は長く上向きで、芳醇な印象を与える。

合わせるお料理
仔羊や鴨肉のロースト、ジビエ、鶏肉の香草焼き、すき焼き、ソフトタイプの熟成チーズなど。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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