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音楽とワイン、そして自然を軸に紡ぎだす"新時代"ボルドー「CH ラ・ファヴィエール」

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音楽とワイン、そして自然を軸に紡ぎだす“新時代”ボルドー「シャトー・ラ・ファヴィエール」

シャトー・ラ・ファヴィエールは1750年代からワイン造りが続く歴史あるシャトーで、リュサック・サン・テミリオンの北、サン・スラン・シュル・リスル村に位置します。

このシャトーを語る上で重要なキーワードは「音楽」です。シャトーに備わっている音楽サロンは素晴らしく、その評判は村中の人が知るほどでした。シャトーの中は音楽に満ち溢れ、ヴェルサイユ宮殿に献上された舞踊曲を奏でるハープシコードの音色が聞こえていたそうです。19世紀の終わり頃、シャトーはソスタル家に買い取られ、ワイン造りが継承される傍らにも常に音楽は在りました。

そして2010年、シャトーを訪れたスタニスラス・ジンジェレンコ氏がその自然に囲まれた美しさと、ファヴィエールと音楽との強い結びつきにすっかり魅了されシャトーを購入、オーナーとなりました。音楽を愛するスタニスラス氏にとって、ワイン造りというのはテロワールとの最も強い結びつきであり、そして魔法だと語ります。ワイン造り、ラベルデザイン、そしてシャトーで行われるイベントに至るまで、全ての情熱の源泉には音楽があるのです。

コンサルタントに元テルトル・ロートブッフのルイ・ミジャヴィル氏を迎え入れ、まだまだ新しいシャトーにも関わらず、すでに世界中のコンクールなどで高い評価を獲得しています。

本日はラ・ファヴィエールとセカンドのミューズをご紹介します。

シャトー・ラ・ファヴィエール 2015
Château La Favière

香りはロースト感のある樽のニュアンスが支配的でバニラやダークチョコ、コーヒー、トーストなどと芳しい。そして熟したブラックベリーやラズベリーなど果実の香りと、ブラックペッパーやクローブ、ナツメグなどのスパイスの香り。さらに黒トリュフ、土、下草の香りなど複雑性に富む。口に含むとスムーズでふくよかなボディ感。タンニンは緻密で、味わいもまた樽感が前に出る。品の良いスモーキーさに、次いで繊細な果実味が染み渡る。酸味も穏やかで調和がとれており逞しさとスケールの大きさが感じられる。

合わせるお料理
牛やラム・鴨肉のロースト、ジビエ、煮込みハンバーグ、茸料理、コクのあるチーズなど。

産地: フランス ボルドー地方
品種: メルロ60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%

 

ミューズ・ド・ラ・ファヴィエール 2015
Muse de La Favière

香りはフローラルで、ブラックチェリーやスミレを想わせ、ハーブ、ブラックペッパー、クローブなどスパイシーな香りがアクセント。さらに鉄分、カカオの香り。茸や下草のニュアンスなどほんのり熟成香も現れる。口に含むとスムーズでしなやか。ピュアで、熟し具合が良好。酸とのバランスがとれており慎ましやかな端麗さが何とも好ましい。ミディアムからフルボディで、次第に果肉感が増していく。ゆっくりと向き合うことでポテンシャルの高さが実感でき、アフターにオークのフレーヴァーが心地よい。

合わせるお料理
ローストビーフ、仔羊のロースト、ジビエ、ビーフシチュー、ハンバーグ、地鶏の炭火焼き、麻婆なすなど。

産地: フランス ボルドー地方
品種: メルロ60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%

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