2億9千万年前のマグマが生み出すワイン 「ヴァッラーナ」
2億9千万年前のマグマが生み出すワイン 「ヴァッラーナ」
イタリアを代表するワイン、バローロやバルバレスコに使用される黒葡萄は「ネッビオーロ」ですが、生産される地域によっては名称が異なります。南部ではネッビオーロ、北部ではスパンナと呼ばれます。
本日は北部、スパンナでつくる「ヴァッラーナ コッリ ノヴァレージ」のご紹介です。
アルト ピエモンテの中心部に位置するマッジョーラ。2億9000年前、世界7大陸がパンゲアと呼ばれた1つの大陸であった時代、この土地の火山が1000年に渡り大噴火し続け、巨大なカルデラを形成しました。その後、紀元前5000年~6000年前にアルプス山脈が形成され、地中25キロにあったカルデラの底が隆起し現在の地表となりました。通常では地中深くにしか存在しない鉱物を見ることが出来、多様なミネラル(斑岩、花崗岩、鉄、石英、長石など)を含むワインが生まれます。またアルト ピエモンテは酸性土壌で、出来たワインは酸が多く含まれ、長期熟成に向くと言われています。
ヴァッラーナ コッリ ノヴァレージ スパンナ 2018
Colline Novaresi Spanna /Antonio Vallana
香りはスミレ、バラのフローラルなアロマ。そして赤い果実にミント、シナモンやローズマリーなどのスパイスのノート。甘草、紅茶葉、なめし革のニュアンスも現れる。口に含むとなめらかでシルキーなタンニン、適度に酸があり繊細な味わいを支える。ピュアさ、伸びやかに広がる果実味。杯を重ねる度に旨みが増していく。それぞれの要素がバランスよく調和したエレガントな仕上がり。涼し気で飲み心地よい余韻。
合う料理
牛肉のたたき、ミートローフ、肉煮込み料理、茸料理、トマト系パスタなど。
産地: イタリア ピエモンテ
品種: スパンナ(ネッビオーロ)100%
タイプ: 赤ワイン ミディアムボディ
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