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2018年5月

第12回ワインの気持ち Report

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ワイン会「ワインの気持ち」にご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

テーマ(仮):店主主催のワイン会に参加しませんか?-Vol.1-

今回はテーマを設けずに純粋に今飲みたいワインをワイン好きの皆様とゆったりと飲んで語り合おう、という会です。イメージ的には友人同士で気軽に「ワイン会やろう!ワイン飲もう!」こんな感じです。カジュアルな雰囲気で楽しめるものから落ち着いた席でゆったりと楽しめるもの、また希少なワインも出させていただきました。ワイン会は終始和やかな雰囲気で進行させて頂くことができました☆

■南アフリカを代表するスパークリングワインの名手
ブリュット NV/グラハム・ベック

■ドイツガイド誌Eichelmann 5つ星生産者
グラウブルグンダー オーバーベルゲナー・バスガイゲ 2016/フランツ・ケラー

■キーワードは“繊細な風味、フィネスと強度”
シャブリ プルミエ・クリュ レ・ヴォードヴェ 2016/ドメーヌ・ラロッシュ

■魅力的な瑞々しさと芳醇で複雑なアロマ
アーバン・ワイナリー・プロジェクト レッド 2016/ヴィンテロパー

■表現力に富んだ魅力的なブドウ、プティ・シラー
プティ・シラー ナパ・ヴァレー 2014/フロッグス・リープ

■銘醸シュヴァル・ブランと同じ哲学が適用されている秀逸シャトー
シャトー・ラ・トゥール・デュ・パン 2009

【ケータリング】
セカンドキッチン オイシイデリさん
金沢市京町11‐17 Tel/Fax 076‐251‐3160

ワインを飲み比べることで新たな発見ができたかと思います。また、このワイン会を通じて、たくさんのワイン仲間と出会い、親睦(楽しいワインの絆)を深めていただけたらと思います。

※参加者様にはFacebookに掲載する旨、ご了承いただいております。

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ミネラル・フィネス・エレガンスを重視した注目のシャンパーニュ「サヴァール」

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サヴァールは、モンターニュ・ド・ランス西側の8つのプルミエ・クリュの村のひとつ、エキュイユに所在するR.M.です。2005年に家業を継いだ3代目フレデリックがドメーヌの指揮を取るようになってから品質が著しく向上し、今やフランス国内外から多くの注目が集まる期待の星となっています。「ブルゴーニュの造り手が表現しているフィネス、深み、エレガントさが大好き。シャルドネ・ピノノワールと同じ品種を栽培しながら、テロワールを表現するという意味では彼らは頭一つ抜きん出ている」と語る彼は根っからのブルゴーニュ好き。フィネスや深みは畑仕事に由来すると考えており「可能な限り自然であること」を栽培のモットーとしています。

IWC誌やWA誌で特に近年高い評価を受けており、ワイン評論家のアントニオ・ガローニは近年のそのレベルの高さに興奮しシャンパーニュのトップ生産者になるにはそう遠くないとの言葉を残しています。

本日はビュル・ド・ロゼご紹介します。

ビュル・ド・ロゼ エクストラ・ブリュット プルミエ・クリュ NV
Bulle de Rosé Extra Brut 1er Cru /Savart

香りにはキルシュやチェリーリキュール、新鮮なストロベリーを思わせる凝縮した果実香にバラや柑橘類の花、ジャスミン、ジンジャー、チョーク、濡れた石、ミネラルのノートが混じり合う。そして仄かに樽のニュアンス、バニラやココナッツ、ビスケットなどの香りが広がり独特の複雑さを呈している。口に含むとなめらかでクリーミーなテクスチャー。果実味は純度が高く繊細で、フルーティーな赤い果実を基調とした溌剌とした味わいが特徴的。チャーミングな風味ながらも程よいグリップと強度、洗練された構造をもつ。そのフルーティーさは魅力的で一見近づきやすさがあるが味わいはとても奥深いもの。存在感があり杯を進めるたびに旨みのある美味しさがこみ上がってくる。

合わせるお料理
鴨肉やオマールのロースト、サーモン(トマトソース)、マグロの刺身、生ハム、寿司、トマトのトースベースのパスタやピッツァなど。

産地:シャンパーニュ地方 モンターニュ・ド・ランス地区 エキュイユ
品種:ピノ・ノワール65%、シャルドネ30%、赤ワイン5%
タイプ:スパークリング ロゼ 辛口

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サヴァールのアイテムはこちら

営業時間短縮のお知らせ(5月12日)

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営業時間短縮のお知らせ

いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

5月12日(土)は『ワイン会』のため、18時までの営業とさせていただきます。

営業時間
5月12日 11:00~18:00

5月13日より通常営業(11:00~20:00)に戻ります。よろしくお願いいたします。

バルバレスコの名門、グレシー家のフラッグシップ「カンプ・グロス マルティネンガ」

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マルケージ・ディ・グレジィは、12世紀から続くトリノの名門貴族にあたり、スイスの不戦条約にサインしたベネディット・ディ・グレジィを先祖に持つ家柄です。テロワールの個性を最大限に引き出すそのワイン造りは、バルバレスコではトップクラスの名醸造家と言われ、近年様々なワイン専門誌で高く評価されています。

ピエモンテの中心地ランゲとモンフェラートの間に有るブドウ畑は、バルバレスコ村マルティネンガ、トレイゾ村モンテ・アルバリト、アレッサンドリア県ラ・セッラ、カッシーネ村モンテ・コロンボ等の4ヶ所にまたがります。この地は1650年からグレジィ家の所有地です。しかしながらそのブドウ自体は1970年初頭まではチェレットやプロドットーリ・ディ・バルバレスコなど名門ワイナリーに売られていました。

1973年、当時ミラノのボッコーニ大学で勉強していたアルベルト・ディ・グレジィはテロワールの可能性に気付き、彼自身のワイン造りに目覚め、その情熱(ワイン造り)を彼の職業へと昇華させました。とは言え何事も通り一遍では気が済まないアルベルトのこと。伝統は重んじるものの何か普通でないことを模索して、イタリアワインの帝王とも称され旧知の仲でもあるアンジェロ・ガイヤ氏や、安価なローカルブドウであるバルベーラ種を高級品種に仕立てて成功した故ジャコモ・ブライダ氏に相談し、その結果通常はアルネイス種が植えられるランゲの畑にはシャルドネとソーヴィニヨン・ブランを植樹、さらに高級品種ネッビオーロを植えても十分な品質が期待できる畑にバルベーラを植えました。またこの地には珍しいメルロまで植えられ、異端児ぶりは見事に発揮されました。

そんな異端児も単一畑マルティネンガだけは遊ぶことなく1979年から続く伝統を貫き、畑から出来るブドウそのままにクリーンでエレガントなワインに仕上げ、それ故この畑のバルバレスコは「バルバレスコの評価基準」とさえ言われています。

本日は、グレジィ家のフラッグシップ「カンプ・グロス マルティネンガ」をご紹介します。良年にしか造られないワイナリーの最高峰のワインです。

マルケージ・ディ・グレシー カンプ・グロス マルティネンガ バルバレスコ リゼルヴァ 2011
Camp Gros Martinenga Barbaresco Riserva /Tenute Cisa Asinari dei Marchesi di Grésy

香りにはプラムやラズベリー、ブラックチェリーのジャム、キルシュ、しおれたバラやスミレなどの華やかな芳香。そしてリコリスや紅茶、シナモンの香り。樽熟に由来する香木、バニラやクローブ、タバコなどのスパイシーな香りをアクセントになめし革や土、干し草、スモーキーな香りが混じり合う。アタックはなめらかでしなやか。緻密なタンニンを伴うシルキーな質感と、染み入るように広がる果実味が何とも印象深い。過熟感のない辛口で集約された旨みがある。ドライフルーツに甘やかなリコリスやタバコ、スパイシーなオークの風味が溶け込んでおりフレーヴァーは止めどなく広がりその勢いを増していく。ゆっくりと味わうことで格調の高さと温かみが感じられポテンシャルの高さが窺える。すぐ飲むのであればデカンタージュを。または数日にかけてその変貌楽しむのもよい。

合わせるお料理
ローストビーフ、仔羊の香草焼き、ハンバーグ、鯛のカルパッチョ、牡蠣フライ、茸料理、熟成チーズなど。

産地:イタリア ピエモンテ
品種:ネッビオーロ100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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熟成されてこそ、ネッビオーロは真の実力を発揮する「ニッコレロ」

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「ニコレッロ」社の歴史は古く、1900年初頭、ワイン造りの伝統が根付いたピエモンテ州のランゲとロエロの丘陵にワイナリーが設立されました。とても勤勉で生真面目、先祖代々ブドウ農家だったニコレッロ社のオーナー、カゼッタ氏はこの地の気候・土壌・ブドウを熟知しており、ワイン造りと自然環境への配慮、ブドウの選別には常に心を砕き、より自然なワインをつくる為に熱心に技術革新と設備投資を続けています。

「熟成されてこそ、ネッビオーロは真の実力を発揮する」という信念をもとに、タンニンの強い品種だからこそ大樽でゆっくり熟成させるという伝統的製法にこだわってきました。ワインは飲み頃になるまで出荷はされず、飲み頃が過ぎたものについては販売を行わないと強い信念をもっています。

本日はネッビオーロ・ダルバとバルバレスコをご紹介します。1999VT、2004VT、貴重なバック・ヴィンテージです!

カーサ・ヴィニコラ・ニッコレロ ネッビオーロ・ダルバ 1999
Nebbiolo d'Alba /Casa Vinicola Nicolello

果実味は19年の熟成を経るもなお瑞々しく、豊かな酸と甘いタンニンがバランスよく溶け込んでいる。しっとりとしていて程よい酸度、輪郭がくっきりとしたエレガントな仕上がり。幾分軽やかな印象(ミディアム‐フル)も、香味の広がりが素晴らしく味わいは充実感がある。香りにはクランベリーやドライイチジク、プルーンなどの果実香にリコリス、バラのドライフラワー、八角、紅茶、木樽由来のバニラのノート。あるいは生地に果物を混ぜ込んで焼いたフルーツケーキのようで、スパイシーな香りをアクセントに甘やかなニュアンスが広がる。そしてタバコや腐葉土などの熟成香があらわれる。

 

続いて

カーサ・ヴィニコラ・ニッコレロ バルバレスコ 2004
Barbaresco /Casa Vinicola Nicolello

果実味は凝縮感があり熟成による樽の風味がよく馴染んでいる。力強く、それでいて繊細さを併せ持っており酸味は穏やかでバランスがよい。柔らかなタンニンが心地よく広がり余韻も長く楽しめる。香りにはブラックベリーやドライイチジク、キルシュ、バラのドライフラワー、リコリス、紅茶、アニス、オリエンタルなスパイスのノートが混じり合う。そして芳しいオーク、バニラや香木の香り、タバコや腐葉土、杉、茸、なめし革のブーケをもつ。ほんのり甘いニュアンス、奥にスモーキーな香りが潜み奥行がある。

産地:イタリア ピエモンテ州
品種:ネッビオーロ100%

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果実の力強さがストレートに表れる実直なスタイル「エルヴェ・シャルロパン」

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コート・ド・ニュイ地区の村名アペラシオンでコスパといえばマルサネと言っても過言が無いでしょう。ブルゴーニュ地方では唯一、赤・白・ロゼの3種類のワインを生み出すアペラシオンで、プルミエ・クリュやグラン・クリュが無いものの優れた畑が多く、一部の畑にプルミエ・クリュに昇格させようという動きもあるようです。その中でもコスパ抜群のワインを提供してくれるのがこのドメーヌ・エルヴェ・シャルロパンです。

父からドメーヌを引き継いだのは1985年。品質を追求する志は高く、例えば粘土石灰質の自社畑の可能性を探るべく土壌調査を行ったり、極力農薬を使わないなど、常に努力を怠りません。ワイン造りに対する真摯な姿勢は、品質にも表れてきます。今やフランス国内でも高く評価され、人気は急上昇。「1997年まではバルク売りしていた。」というエルヴェ氏の言葉が嘘のように現在ではリリース後即完売しています。

ドメーヌ・エルヴェ・シャルロパン マルサネ クロ・デュ・ロワ 2016
Marsannay Clos du Roy /Domaine Hervé Charlopin

香りにはラズベリーやブルーベリー、スミレ、ローズヒップ、木樽由来のバニラやシナモン、クローブなどのスパイスのノートが混じり合う。そしてカカオやマッシュルーム、硝煙のニュアンス。スモーキーな香りの中にも果実と花のアロマが一体となり際立った“華”が感じられる。アタックはふくよかでなめらか。濃密な果実味が口中に広がり、柔らかく、それでいてストラクチャーがしっかりとしている。ミネラルを含む立体的構造、タンニンはキメ細かく程よい酸度、バランスがとれている。果実の力強さがストレートに表れる実直なスタイルで、十分なコクと、アフターには果実とオークのフレーヴァーが持続する。初日はフレッシュで純粋に美味しいが、二日目は酸が落ち着きまろやかさが増す。すぐ飲むのであればデカンタージュがおすすめ。

合わせるお料理
牛や鴨肉のロースト、ジビエ、ソーセージ類、マグロのカルパッチョなど。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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自然で素朴な土地の風味を体現したワイン造り「ジャスティン・ジラルダン」

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前身はジャック・ジラルダンです。ジャック・ジラルダンは、コート・ド・ボーヌのサントネ村で、ワイン造りをする家族経営のドメーヌです。2011年からジャックの息子のジャスティンが共同経営者の一員となり、ワイナリーの経営に携わるようなりました。現在はジャスティン(12代目)が中心となり、父と母のヴァレリーの3人家族で運営しています。家族3人皆の意見が重要であると考え、尊重しています。時には叔父のヴァンサンとも、醸造や葡萄について意見交換をしています。またヴァンサンが使っていたサントネのセラーを2004年に購入し、そこでもワインを造っています。

彼らのワイン造りの哲学は、情熱を持ち、常に厳格であること。自然を尊重し本質を追求すること。決して派手さはありませんが、自然で素朴な土地の風味をしっかりと感じることが出来ます。60%を瓶詰めして、その50~60%を輸出。自社販売のうち20%が個人客、残りはレストランやホテルに納めています。ミシュランの3つ星や、パリの1つ星レストランでも使われています。残りの40%はネゴシアン(ヴァンサン ジラルダン社を含む)に売っています。

ジャスティン・ジラルダン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2014
Bourgogne Pinot Noir /Justin Girardin

香りにはラズベリーやチェリーなどの果実香に赤い花、ポプリ、ローズマリー、木樽由来のシナモンやクローブなどのスパイスのノートがアクセント。そしてカカオやマッシュルームの香り。ミネラルのヒントが洗練さを与え鮮やかでエレガントなアロマが広がる。アタックはなめらかでピュアな果実味が伸びやか。引き締まった酸とミネラルが感じられはっきりとした構造をもつ。新鮮味に溢れたフルーティーな味わいで(もちろん総じて辛口)タンニンはキメ細やかでキレがよい。ミディアムボディで柔らかなテクスチャー。アロマ同様に鮮やかながら、古木ならではの滋味を十分に堪能できる。

合わせるお料理
仔羊・鴨肉のロースト、豚肉の生姜焼き、マグロのカルパッチョ、軽いチーズなど。

産地:フランス ブルゴーニュ地方
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン ミディアムボディ

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フランツ・ケラーは白も美味しい!「オーバーベルゲナー・バスガイゲ」

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本日はフランツ・ケラーから白ワインをご紹介します。

フランツ・ケラー グラウブルグンダー オーバーベルゲナー・バスガイゲ エアステ・ラーゲ 2016
Grauburgunder Oberbergener Bassgeige Erste Lage /Franz Keller

バスガイゲとは弦楽器のコントラバスを指し、その畑の形状がコントラバスように見えることからその名が付けられています。

英:contrabass, doublebass
独:Kontrabass (Kontrabaß),Bassgeige (Baßgeige)
仏:contrebasse

ワインはスモーキーでミネラル豊かなものが生まれます。

香りにはリンゴや洋梨、メロン、シトラスなどの果実香にペッパーやジンジャーなどのスパイシーな香り、スイカズラ。そしてナッツやブリオッシュなどの芳しい香りが広がり、スモーキーで力強いミネラルのニュアンスが感じられる。口に含むと爽やかでピチピチと弾けるクリスピーな飲み口。エキス分に富んだリッチな果実味ながらエレガントで豊富なミネラルが軸となる。白桃、リンゴや洋梨のコンポートを思わせる豊かな風味に満ち瑞々しく酸味はまろやかでバランスがよい。柔らかな中にもコク・ボディ感が備っておりキレのよいアフター、果実とミネラルが混ざり合う余韻をもつ。

合わせるお料理
蟹、ボリュームのある・こってりとした味付けの魚介料理、ラム・鶏肉の香草焼き、豚肉の生姜焼き、和食など。

産地:ドイツ バーデン
品種:グラウブルグンダー100%
タイプ:白ワイン 辛口

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ドイツガイド誌Eichelmann 5つ星生産者「フランツ・ケラー」

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2010年、ドイツの赤ワイン生産者NO.1に贈られる「BESTE ROTWIEN KOLLEKTION」に選出されたドイツ赤ワインのトップ生産者「フランツ・ケラー」。所有している1969年以来ミシュラン1つ星を獲得しているレストラン“シュヴァルツァー・アドラー”用のワインをつくる為に、第2次世界大戦後からブドウ畑を購入、ブルゴーニュを手本としたワイン造りをスタートしました。

4代目であるフリッツ・ケラー氏は自らのワインを「質の高いワインだが、策を凝らしたような仰々しさはなく純粋で明快、限られた人の為の贅沢品ではなく、料理と合わせる為のすべての人にとって魅力的なワイン」と表現しています。

本日はベーシック・ラインのシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)をご紹介します。

フランツ・ケラー シュペートブルグンダー フォン・レス 2015
Spätburgunder "Vom Löss" Gutswein /Franz Keller

香りにはストロベリーやサワーチェリーなどのチャーミングな果実香が支配的で、バラやドライハーブ、仄かなオークのノートが混じり合う。軽いロースト香にバニラやシナモンなどのスパイシーな香り。そしてカカオ、少しフリンティなニュアンスをもつ。アタックはソフトでなめらか。純真で、生き生きとした果実味が伸びやかに広がる軽やかな飲み口で、控えめな酸度と香り同様のチャーミングな果実感からフレンドリーな印象を受ける。辛口の中にも心地よい残糖感、それが心地よいアクセントとなり、タンニンはキメ細やかでしっかりと味わいを支えている。表情豊かなミディアムボディ、香味の広がりが素晴らしくエレガントな仕上がり。

合わせるお料理
牛しゃぶ、葱と鴨肉のソテー、赤身マグロのカルパッチョ、カツオのたたき、イクラの醤油漬けなど。

産地:ドイツ バーデン
品種:シュペートブルグンダー100%
タイプ:赤ワイン ミディアムボディ

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