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ピックアップ情報

伝統とモダンの融合「エスターハージー」、ピノ ノワール100%スパークリング

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伝統とモダンの融合「エスターハージー」

ブルゲンランド州の重要な文化遺産「エスターハージー宮殿」。元は13世紀に建てられた城で、後にエスターハージー侯爵家の手に渡り、1672年にバロック様式に改築されたもの。豪華な部屋と華やかな調度品などは当時の侯爵家の宮廷生活を目の当たりにすることができます。地下には数年前までワインの醸造と貯蔵が行われていたワイナリーでしたが、現在はワイン博物館となり、ブルゲンランド州のワイン造りに関する資料や樽などが展示されています。

そんな長い歴史をもつエスターハージー家ですが、この宮殿を望むことが出来るアイゼンシュタット市の郊外にモダンなデザインのワイナリーを設立。独自のワイン醸造技術は、土地の特徴とそれぞれのブドウ品種のアロマとフレーヴァーのすべてをワイングラスにまでもたらし、味わい楽しめることを第一に考えたもの。代々受け継がれてきたワイン造りの伝統と近代的な技術を結びつけることを目標に掲げ、高品質なワインを世に送り出しています。

本日はピノ ノワール100%の瓶内二次発酵方式スパークリングワインのご紹介です。

エスターハージー エストラス ブリュット NV
Estoras Brut /Esterházy

薄っすらとピンクがかった淡いゴールドの色調。香りはシトラス、リンゴ、ドライアプリコットのアロマとジンジャー、スパイスのノート。そしてイーストやブリオッシュなどの香ばしい香りを感じる。口に含むとフレッシュでジューシー。豊富なミネラルをバックボーンに重心はやや低く、際立つ輪郭としっかりとした構造をもつ。仄かな甘みと苦みのコントラストが絶妙で充実した飲み応え。アフターには魅惑的な果実のフレーヴァーが持続する。

合う料理
フルーツサラダ、白身魚のカルパッチョ、鴨肉のロースト フルーツソース、鶏肉料理、鮭とほうれん草のグラタンなど。

産地: オーストリア ノイジードラーゼ ヒューゲルラント
品種: ピノ ノワール100%
タイプ: スパークリングワイン 白 辛口

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幅広い料理にアジャスト、爽快な飲み心地「ツァーヘル オーマ ゲミシュター サッツ」

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幅広い料理にアジャスト、爽快な飲み心地「ツァーヘル オーマ ゲミシュター サッツ」

日本市場におけるホイリゲワインの草分け的存在「ツァーヘル」から、愛らしいラベルが印象的な白ワインが届きました。

本日のワイン

ツァーヘル オーマ ゲミシュター サッツ 2021
Oma Gemischter Satz /Zahel

この「オーマ ゲミシュター サッツ」は、ツァーヘルの設立者で女性家長でもあるイルムヒルデ ツァーヘルさんへのオマージュワインです。90歳になったイルムヒルデおばあちゃんはホイリゲ キッチンとワイナリーで、長い間勤勉に働いてきました。ラベルに描かれたあやめの花は孫であるアレクサンダー ツァーヘルからの感謝のプレゼントだそうです。

葡萄はグリューナー フェルトリーナー、リースリング、シャルドネ、 ピノ グリ、ノイブルガー、トラミナーのブレンドで、60年を超える樹齢の葡萄も含まれています。爽快な飲み心地で辛口にして仄かな甘みを残し、親しみやすい味わいに仕上がっています。和洋中華、アジアンキュイジーヌなど、色んな料理にアジャストしてくれます。困った時にはぜひこのブレンドワインを選んでみてください。

Tasting…

レモンやライムなどの柑橘類に、青リンゴを思わせるフレッシュフルーツのアロマ。口に含むと瑞々しくジューシーなエキス分、キリリとしたクリーンな酸とのバランスが良く弾けるようなフレッシュさ、爽快な飲み心地。辛口にして仄かな甘みを残し、親しみやすい味わいに仕上がっている。透明感があり、すいすいと杯が進む美味しさ。

合う料理
サラダ、シーフード、揚げ物 レモン添え、シャルキュトリー、和洋中華、パスタなど。

産地: オーストリア ウィーン
品種: ゲミシュター サッツ(グリューナー フェルトリーナー、リースリング、シャルドネ、 ピノ グリ、ノイブルガー、トラミナー)
タイプ: 白ワイン 辛口

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若き当主を迎え、さらなる進化の道を歩むブルゴーニュのドメーヌ的グランメゾン

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若き当主を迎え、さらなる進化の道を歩むブルゴーニュのドメーヌ的グランメゾン

「ドメーヌ フェヴレ」

ニュイ サン ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から7代にわたって続くグラン メゾンです。4代目のジョルジュ フェヴレは、かの有名なコンフレリー デ シュヴァリエ デュ タストヴァン(利き酒騎士団)の創設者のひとりとして知られ、オスピス ド ニュイ サン ジョルジュのキュヴェにも、レ サン ジョルジュ キュヴェ ジョルジュ フェヴレとしてその名を残します。

広大な自社畑から造られるドメーヌもののワインが、全生産量の8割を占めており、これがフェヴレが数ある他のネゴシアンと一線を画す要因でもあります。コート ド ニュイ、コート ド ボーヌ、そしてコート シャロネーズまで、合わせて120haもの自社畑を所有し、シャンベルタン クロ ド ベーズやエシェゾーなどグラン クリュに10ha、ニュイ サン ジョルジュのレ サン ジョルジュやジュヴレ シャンベルタンのクロ デ ジサールなどプルミエ クリュに25haの畑をもちます。ひとつのクリマの面積は平均して1haと決して大きくはないですが、それだからこそクリマごとに手の込んだシュール ムジュール、すなわちオーダーメイドのワイン造りを行うことができるのです。

本日は0.61haの小さなクリマ、ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クユ クロ デ ジサールのご紹介です。グラン クリュのリュショット シャンベルタンに隣接する好立地にあり、フェヴレはそのすべてを所有します。

ドメーヌ フェヴレ ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クユ クロ デ ジサール モノポール 2019
Gevrey-Chambertin 1er Cru "Clos des Issarts" monopole /Domaine Faiveley

ラズベリーやチェリー、スミレ、甘草が混ざり合う上品なアロマ。そしてシナモンやクローブ、スモークのノート。次第に燻製肉や皮革、下草の香りなど複雑なニュアンスが現れる。味わいはなめらかでピュア。香味の広がりが豊かで、シルキーなタンニン、しっかりとした構造だが非常になめらかな質感をもつ。酸も穏やかで飲み心地が良く、染み入るような優しい滋味深さが印象的。エレガントで長く続く余韻がある。

合う料理
牛フィレ・鴨肉のロースト、ジビエ、鶏肉と野菜のココット、熟成チーズなど。

産地: フランス ブルゴーニュ地方 コート ド ニュイ
品種: ピノ ノワール100%
タイプ: 赤ワイン フルボディ

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最先端を纏うヴォルネイの歴史的古参「ラ プス ドール」

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最先端を纏うヴォルネイの歴史的古参「ラ プス ドール」

ヴォルネイを代表する造り手“ドメーヌ ド ラ プス ドール”。株式の半分を取得し、またその名声を高めてきたジェラール ポテル氏(醸造長)の死去にともない、1997年からは所有者が替わり現在はパトリック ランダンジェ氏が継いでいます。彼は醸造施設や発酵用の木桶、他の設備も一新。1999年に完成した醸造施設は6層構造になっており、収穫から醸造、樽熟成、瓶詰めまで、ポンプを一切使わず重力でブドウ果汁やワインが流れる仕組みを構築しました。また畑はビオロジックにて管理しています。

“ドメーヌ ド ラ プス ドール”のワインは、『ピュアで洗練されたもの。果実味、酸、そしてタンニン、それぞれの要素が高次元でバランスよくまとまり、若いうちから十分に楽しめ、熟成にも耐え得る』というのが持ち味です。

本日はシャンボール ミュジニー プルミエ クリュ レ グロセイユのご紹介です。ヴィンテージは2019年。たっぷりとした果実味に絹のようなタンニン、繊細にして深みがありポテンシャルの高さを感じます。

ラ プス ドール シャンボール ミュジニー プルミエ クリュ レ グロセイユ 2019
Chambolle-Musigny Les Groseilles /La Pousse d’Or

野性味のある小さな赤い果実、紫と赤のフローラルノート。そしてスパイスのニュアンスに、わずかなバニラ、ロースト香。トリュフ、下草の香りなど熟成香も現れる。味わいはリッチでまろやか。たっぷりとした果実味に絹のようなタンニン、繊細にして深みがありポテンシャルの高さを感じる。少し甘やかな果実と甘草、スパイシーさが一体となり華やかで魅惑的なフレーヴァーへと続く。ボディは中庸、持続性のある長い余韻をもつ。

合う料理
仔牛のロースト、赤身マグロのタプナードソース、ビーフ ブルギニョン、天ぷら、熟成チーズなど。

産地: フランス ブルゴーニュ地方 コート ド ニュイ
品種: ピノ ノワール100%
タイプ: 赤ワイン ミディアム~フルボディ

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イタリア ヴェネト 三大ソアヴェのひとつ「アジエンダ アグリコーラ イナマ」

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イタリア ヴェネト 三大ソアヴェのひとつ「アジエンダ アグリコーラ イナマ」

イナマはピエロパン、ジーニと並びイタリア ヴェネト 三大ソアヴェのひとつと言われています。1965年、ジュゼッペ イナマ氏は、ソアヴェ クラシコ中央のモンテ フォスカリーノ上部斜面の最良部分に畑を購入しました。彼の目的は、「この良質の土地の、樹齢の古いガルガネーガ種から、世界に通用する最高品質のワインを造ることにより、ソアヴェ クラシコを世界に通用するレベルに再生させる」ということでした。

設立から約30年もの間、彼らは一度もコンサルタントや指導者に頼ることなく、自らの経験、ノウハウのみを信じて研究を続け、まさにその第一人者となりました。長い年月をかけて試行錯誤を続け、活き活きとした、豊潤なアロマをもつ長熟のソアヴェ クラシコを誕生させたのです。

1991年に息子のステファノが仕事に加わり、2010年にステファノの長男マッテオが、2017年にアレッシオ、ルカが入社し、イナマの3世代目が幕を開けました。 2017年に世界的醸造家であるステファン ドゥルノンクール氏をコンサルタントとして招聘し、常に進化したいという野心が、イナマのワインを伝統のスタイルを継承しながらも新たなステージへと引き上げることになりました。

本日はヴィン ソアヴェ ソアヴェ クラシコのご紹介です。

イナマ ヴィン ソアヴェ ソアヴェ クラシコ 2021
Vin Soave Soave Classico /Azienda Agricola Inama

新鮮なリンゴ、白桃、ハーブのアロマとカモミールやアイリスなどのフローラルノート。ほのかに甘い花の蜜の香り。加えて石灰的なニュアンスも。味わいは爽やかで華やかな香味が印象的。ジューシーで、ミネラルに溢れており僅かな塩味がアクセント。果実味が主張し過ぎず、さっぱりとした飲み心地。バランスのよい仕上がり。料理との相性も良さそう。

合う料理
サラダ、カプレーゼ、アスパラガス、白身魚、寿司、ボンゴレ ビアンコのパスタやピッツァなど。

産地: イタリア ヴェネト
品種: ガルガネーガ100%
タイプ: 白ワイン 辛口

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サンタ マリア ヴァレーのテロワールを忠実に表現「アルタ マリア」

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サンタ マリア ヴァレーのテロワールを忠実に表現「アルタ マリア」

1800年代開拓者であったジェームス オンティヴェロスの先祖が、1855年、聖マリアの日にこの地にやってきたことから名づけられた「アルタ マリア ヴィンヤード」。周囲にはオー ボン クリマなど、高級ワイナリーへブドウを供給するビエン ナシード等の名高い銘醸畑に囲まれています。オーナーはジェームで9代目、大学時代に共にワイン講義を受けたポール ウィルキンズと共同し、2004年にアルタ マリアを立ち上げました。彼らはサンタ マリア ヴァレーの素晴らしいテロワールを自分達の手掛けるワインにいかに反映させるかが最大のこだわりとしています。

シャルドネ、ピノ ノワール共に新ヴィンテージが入荷しました。

アルタ マリア シャルドネ サンタ マリア ヴァレー 2021
Chardonnay Santa maria valley /Alta Maria Vineyards

アプリコットやパイン、熟した柑橘類のアロマとシナモン、スパイシー バニラ、蜂蜜の香りが混ざり合う。口に含むとスムーズで、ふくよか。リッチな果実味を生き生きとした酸がバランスよく支え、上質なミネラルが骨格を与える。鮮やかで透明感が際立っており丸みを帯びた味わい。キメ細かな酸が余韻の長さを演出する。しなやかなフィニッシュ。

合う料理
オマールエビ、鰆の西京焼き、焼き魚、フグ料理、白身肉のソテーなど。

 

アルタ マリア ピノ ノワール サンタ マリア ヴァレー 2021
Pinot Noir Santa maria valley /Alta Maria Vineyards

香りは小粒の赤い果実、シロップ漬けのチェリー、甘草、ドライフラワー、シナモンやクローブなどのスパイスのノート。そして紅茶葉やコーヒー、ほのかなスモーク香。口に含むとスムーズでしなやか。シルクのような舌触りで、僅かに残糖を感じるたっぷりとした果実味があり柔らかな酸味が調和。チャーミングかつエレガントなスタイルで、丸みのある質感が特徴。じんわりと広がる旨み、アフターフレーバーの広がりも◎!

合う料理
牛フィレのロースト、仔牛のソテー トリュフソース、金目鯛の煮つけ、照り焼きチキンなど。

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キリっとフレッシュな味わいにエレガントな余韻「エンブレム ブリュット」

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キリっとフレッシュな味わいにエレガントな余韻

「マイケル モンダヴィ エンブレム ソノマ カウンティー ブリュット NV」

カリフォルニアワインの父と称えられているロバート モンダヴィを父にもつマイケル モンダヴィ。本日は彼のラインアップからスパークリングワインのご紹介です。

マイケル モンダヴィ エンブレム ソノマ カウンティー ブリュット NV
Emblem Sonoma County Brut /Michael Mondavi Family Estate

瓶内二次発酵させたメトード トラディッショナル製法によるブリュットです。ソノマ カウンティー産のブドウ、シャルドネを主体にピノ ノワールとピノ ブランを巧みにブレンド。まろやかで美しい酸が織り重なるエレガントなスタイルで、幅広いお料理とお楽しみいただけます。(残糖: 6.7g/L)

Tasting…

香りは白桃、洋梨、リンゴなどフルーツのアロマと、白いバラ、イースト、ブリオッシュを思わせる。そして仄かな花の蜜、レモンティーのような香りも感じる。口に含むと爽やかで繊細な発泡、鮮やかな果実味に満ちており次第にふくよかさが増していく。しっかりとした構造ながら親しみやすい味わいで、美しい酸が織り重なるエレガントなスタイル。引き締まったフィニッシュで、アフターにグレープフルーツの皮のようなほろ苦さ。

合う料理
サラダ類、前菜、白身肉料理など。幅広いシチュエーションで楽しめる。

産地: アメリカ カリフォルニア ソノマ カウンティー
品種: シャルドネ70%、ピノ ノワール、ピノ ブラン
タイプ: スパークリングワイン 白 辛口

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モレ サン ドニの老舗ドメーヌ「ドメーヌ ユベール リニエ」

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モレ サン ドニの老舗ドメーヌ「ドメーヌ ユベール リニエ」

ユベール リニエの歴史は1880年頃まで遡ることが出来ます。ジャック リニエがモレ サン ドニに畑を購入しスタートしました。以降、息子のジュールが引き継ぎ、その後アンリとユベールと続き、ドメーヌは8haに届くまで拡大。1992年には、ユベールの次男ロマン リニエがユベールと共に働くようになり順調な進化を続けてきました。しかし、ドメーヌの将来を託されたロマン リニエでしたが2004年に急逝。以降、老匠ユベール リニエが引退を撤回して奮起し、もうひとりの息子ローランとともにワイン造りに励みました。

かつてはリッチで凝縮感が高く、新樽の香りも強かったユベール リニエのワインですが、故ロマンがスタイルを微調整し、バランスのよいものに仕上げてからというもの、昔のユベール リニエを支持していたアメリカ市場だけでなく、世界的に高い評価を受けるようになりました。ロマン亡き後、ユベールが現場に返り咲いた時もスタイルを過去に戻すことはせず、バランス重視の姿勢を堅持しているのは、あまりに早くこの世を去った息子へのオマージュでしょう。悲劇を乗り越え復活したドメーヌの新時代に更なる期待が高まっています。

本日はモレ サン ドニ トリロジィをPick Up!

ドメーヌ ユベール リニエ モレ サン ドニ トリロジィ 2019
Morey-St-Denis Trilogie /Domaine HUBERT LIGNIER

香りはラズベリーやブルーベリー、スグリ、スミレのアロマにミント、シナモン、スモークのノート。そして甘草、わずかなコケ、鉄っぽいニュアンスを感じる。味わいは瑞々しくジューシー。キメ細かなタンニンと溶け込んだ酸味、しっかりとした構造の下、果実味がバランスをとっている。純粋さとしなやかさ、滋味のある味わいが印象的で、時間の経過と共に柔らかく、味わいの幅が広がっていく。後味は繊細でエレガント。

合う料理
牛フィレ肉のグリル、ローストビーフ、ジビエ、すき焼きなど。

産地: フランス ブルゴーニュ地方 コート ド ニュイ
品種: ピノ ノワール100%
タイプ: 赤ワイン ミディアム~フルボディ

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ピュリニー最高峰のカリヨン家を継承し現代ブルゴーニュを牽引「フランソワ カリヨン」

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ピュリニー最高峰のカリヨン家を継承し現代ブルゴーニュを牽引「フランソワ カリヨン」

先代はルイ カリヨン。ルイ カリヨンはルフレーヴやソゼと並ぶピュリニー モンラッシェ屈指の造り手で、コント ラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ コーツから最高評価の3ツ星で称えられていた偉大な白の生産者です。ブドウ栽培農家としての歴史は1632年まで遡るという、由緒正しき家柄で先代ルイの引退に伴い、2010年にドメーヌは兄弟ふたりの間で分割されました。フランソワ カリヨンは、次男のフランソワが起こしたドメーヌです。

1988年から父を手伝い、醸造を担当する兄ジャックの傍ら、おもにブドウ栽培に専念していたフランソワは、次第にビオロジック栽培へと傾倒。現在、自身のドメーヌのブドウ畑では除草剤を一切使用せず、トラクターや、場所によっては馬を使って土を鋤き返しています。

偉大なピュリニーの地で、一級「ペリエール、シャンガン、コンベット」など著名な畑を所有し、ドメーヌの真骨頂はやはり白ワインになりますが、少量で赤ワインもつくられています。

フランソワ カリヨン ブルゴーニュ ピノ ノワール 2019
Bourgogne Pinot Noir /François Carillon

2017年ヴィンテージからリリースした、ピュリニー モンラッシェの古樹からつくられるブルゴーニュ ルージュ。ラズベリーやチェリーに胡椒が合わさる芳しい香りで洗練された雰囲気を醸し出しています。熟成によって磨かれたエレガントなピノ ノワール。ゆっくりとお楽しみください。

Tasting…

チェリーやスグリ、クランベリーのアロマにシナモン、ペッパーのノート。そしてレザー、土、下草のニュアンス。口に含むとシルキーで軽やかな飲み口。ジューシーなチェリーやラズベリーを思わせ、洗練された雰囲気を醸し出している。繊細で柔らかなタンニン、心地よい緊張感、ミネラルを伴う立体的構造。熟成によって磨かれたエレガントなピノ ノワール。持続性のある余韻も印象的。

合う料理
シャルキュトリ、鶏肉のローストや治部煮、マグロのたたきなど。

産地: フランス ブルゴーニュ地方
品種: ピノ ノワール100%
タイプ: 赤ワイン ミディアムボディ

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爽快でピンと張り詰めた緊張感が心地よい辛口のカヴァ!「マリア カサノヴァ」

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爽快でピンと張り詰めた緊張感が心地よい辛口のカヴァ!「マリア カサノヴァ」

スペイン産の良質なスパークリングワイン、カヴァの生産者「マリア カサノヴァ」からブリュット デ ブリュットのご紹介です。

マリア カサノヴァは小規模家族経営のワイナリーながら、常にユニークでエレガントなカヴァを造り続け、カヴァ生産への専念と絶えることのない革新的な精神により、今や注目を集めるブランドへと成長しました。

この「カヴァ ブリュット デ ブリュット」は、タイプとしてはドサージュをしていないブリュット ナチュレにあたり、ピュアでさっぱりとしたフィニッシュは飲み心地が良く、パーティーなどの乾杯や食前酒、シーフードサラダ、和食を中心としたお料理にオススメです。

マリア カサノヴァ カヴァ ブリュット デ ブリュット NV
Cava Brut de Brut /Maria Casanovas

輝きのある淡いイエロー。香りは白桃、洋梨、白い花のアロマにレモン、オレンジピール、フェンネルのノート。そしてイースト、タルト、ほのかに蜂蜜の香り。塩味やミネラルのニュアンスも感じる。口に含むと爽快でピンと張り詰めた緊張感が心地よい。良質で研ぎ澄まされたミネラル感とシャープでキレのある酸が味わいを支える。バランスのよい仕上がりでドライ感、快活な果実味。飲み心地の良いさっぱりとしたフィニッシュ。

合う料理
冷製料理、魚介のマリネやカルパッチョ、煮物、繊細な食材を使った料理、寿司、魚介のグリルなど。

産地: スペイン カタルーニャ州 ペネデス
品種: パレリャーダ40%、チャレッロ30%、マカベオ30%
タイプ: スパークリングワイン 白 辛口

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