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2019年8月

名声を取り戻したマルゴーの銘醸「シャトー・カントナック・ブラウン」

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名声を取り戻したマルゴーの銘醸「シャトー・カントナック・ブラウン」

マルゴー村の中心に位置し、メドック格付けでは第三級にランクインするシャトー・カントナック・ブラウン。その独特な建築様式、「チューダー様式」で建てられた城館はメドックの至宝の一つに数えられています。

土壌は砂礫質。肥沃と呼ぶにはほど遠く、一般にエレガントなワインが出来にくいとされていますが、地下深く根差したブドウ樹とブドウ栽培スタッフの巧みな技術によりテロワールを表現した豊かなワインが造り出されています。2000年代に入り品質が格段に向上。リュット・レゾネを実践し、四季を通じてブドウ樹にはケアが施され、収量に関しても徹底した管理が行われています。

本日は2012年ヴィンテージをご紹介します。

シャトー・カントナック・ブラウン 2012
Château Cantenac Brown

香りはブラックベリーやブルーベリー、カシスなど熟した果実のアロマに、リコリスやシトラス系の紅茶、ベルガモットを想わせる。甘く爽やかな香りで、それでいて温かみがある。そしてバニラや杉、香木、チョコなど心地よい樽の香りに、土、ミネラルのニュアンスも感じられる。口に含むとソフトでなめらか。シルキーな舌触りで、しっかりとした骨組みながら柔らかく果実味とのバランスに優れている。旨みがたっぷりとしていてジューシーで、熟したタンニンが絡み合う。現時点において、幾分若さを感じるが、これはこれで純粋に美味しさが込みあがる。クリーミーな樽のニュアンスを感じながら熟し具合は良好、アフターにかけてほろ苦さが完璧にマッチする。

合わせるお料理
牛フィレや鴨肉のロースト、ジビエ、茸炒め、濃厚なソースの煮込み料理など。

産地:フランス ボルドー地方 マルゴー村
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ35%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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オー・バタイエのセカンドラベル「シャトー・ラ・トゥール・ラスピック」

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オー・バタイエのセカンドラベル「シャトー・ラ・トゥール・ラスピック」

シャトー・ラ・トゥール・ラスピックは、ボルドー地方 ポイヤック村に位置しメドック格付け第5級にランクインするシャトー・オー・バタイエのセカンドラベル。ポイヤックの土壌は、主に砂利質で水はけがよいことから、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に適しワインは強めのタンニンとコク、しっかりとした骨格をもつものが多い。

オー・バタイエは、そんな力強い味わいのポイヤックにあって比較的早くから楽しめる。良い意味で優しく柔らかなワインと評され、このラ・トゥール・ラスピックにもファーストに通ずる奥ゆかしき部分が垣間見える。

本日は2006年ヴィンテージをご紹介します。

シャトー・ラ・トゥール・ラスピック 2006
Château La Tour L'Aspic

プラムやブラックベリー、リコリス、ブラックペッパーの香りが広がり、タバコ葉や杉、スモークなど背景に繊細なオークのヒント。さらに炭、黒鉛、土のニュアンスが加わり複雑さが増していく。口に含むと、しなやかでスムーズ。柔らかな口当たりにもカベルネ主体らしいしっかりとした骨格が感じられ、タンニンは細やかで溶け込んでいる。質感があり、程よくスパイシー。ダークチョコやカカオなど芳しいフレーヴァーが余韻に残り、今もなお艶っぽい。

合わせるお料理
仔羊やラム肉のロースト、ジビエ、スモーク肉、焼き野菜、茸料理など。

産地:フランス ボルドー地方 ポイヤック村
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体、メルロ、カベルネ・フラン
タイプ:赤ワイン フルボディ

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柔らかな物腰と芯の強さ「シャトー・アベリス サン・テミリオン グラン・クリュ」

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柔らかな物腰と芯の強さ「シャトー・アベリス サン・テミリオン グラン・クリュ」

シャトー・アベリスは、サン・テミリオンの銘醸クースポードをはじめ、ボルドー右岸を中心に数々の優れたシャトーを所有するオーベール家が2004年からオーナーとなっています。ワインメーカーはオーベール家のご息女アメリ・オーベール氏(Amelie Aubert)。ワイン名となる「アベリス」は彼女の二人の子供たち、アベル(Abel)とアリス(Alice)の名前に因んでおり子供への愛情と同じようにこのワインにも深い愛情が注がれています。 ワインはしっかりと濃い色調。印象的なココアやチョコ、杉のニュアンスがあり柔らかな物腰と芯の強さを感じます。

シャトー・アベリス2010
Château Abelyce Saint-Émilion Grand Cru

香りはブラックベリーやブラックチェリー、イチジクのアロマに、クローブやナツメグなどのスパイス、リコリス、スモーキーなオークのノート。印象的なココアやチョコ、杉のニュアンス、さらにタバコ葉や皮革の香りが続く。香気が強く奥行がありよき熟成が感じられる。口に含むと柔らかくスムーズな飲み心地で、キメ細かなタンニンが溶け込む丸いテイスト。酸とのバランスがとれており厚みと共にしなやかさを併せ持つ。程よいビター感、絶妙の甘辛度。構造は明確で、柔らかな物腰と芯の強さを感じる。

合わせるお料理
牛フィレやラム肉のロースト、ジビエ、茸料理、バーベキュー、ラザニア、スモークサーモンなど。

産地:フランス ボルドー地方 サン・テミリオン地区
品種:メルロ100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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可能性への挑戦「ヴァン・ミル」

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可能性への挑戦「ヴァン・ミル」

ボルドー新世代のひとり、ジャン・フィリップ・ジャヌイクス氏が手掛けるスペシャル・キュヴェ「ヴァン・ミル」。

株密度を“1ヘクタール当たり20,000株”という極限まで挑戦。 通常、株密度は高い方がブドウの樹同士の競争が高まり、より優れた厳選されたブドウが取れますが、株密度を上げ過ぎると機械での作業が出来なくなるため、平均5,000株/ha、高い所でも10,000株/ha位が限界と言われています。

異常なまでの探究心が造り上げた究極のボルドー・ワイン。リリースするまでの道のりは長く9年も費やしましたが、出来上がったワインはパワフルで強い凝縮感と複雑性を兼ね備えた、味わいに深みのあるものでした。

本日は2015年ヴィンテージをご紹介します。

ジャン・フィリップ・ジャヌイクス ヴァン・ミル 2015
20 mille /Jean-Philippe Janoueix

ブラックチェリーやブラックベリー、カシスなど濃縮感漂う果実香に、野バラ、ミント、クローブやナツメグなどのスパイスのノートが混ざり合う。そしてバニラやビターチョコ、ココアなどの木樽由来の香りがリッチな奥行を生み、タバコ、ジャーキー、湿った土のニュアンスを持つ。味わいは丸くふくよかなボディ感。アルコール分が充実しタンニンも豊富だが、まろやかで口当たりが良い。溢れんばかりの豊満な果実味としっかりとした酸が層を成し噛めるような厚みとコクが感じられる。今飲んで(2019年8月)そのジューシーさが素直に美味しい。・・・が、さらなる熟成も大いに期待させる一本。メルロ好きは要Check!

合わせるお料理
赤身肉料理、茸を載せた煮込みハンバーグ、角煮など。

産地:フランス ボルドー地方
品種:メルロ100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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プライベート・ワイン会を開いていただきました。

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昨夜は、当店のワイン会に参加いただいたことのあるお客様同士で、プライベート・ワイン会を開いていただきました。お料理は皆様お持ち寄りで。

まずは

■ミラヴァル・ロゼ 2018

“The First Wine of Summer” 可憐で、澄み切ったアロマが魅力的で、弾けるような軽快さと美しい緊張感が心地よいロゼワインで乾杯!

続いて白を二つ

■アルタ・マリア ソーヴィニヨン・ブラン サンタ・バーバラ・カウンティ 2015

爽やかでクリスピー、弾けるような果実感に溢れピリリとした刺激が心地よい。

■プラーガー グリューナー・ヴェルトリーナー ヒンテル・デル・ブルク フェーダーシュピール 2018

ヴァッハウ4大巨匠の一人「プラーガー」。リンゴや柑橘果実、石、溢れんばかりのミネラル・・・。明確な構造、ミネラルが軸となり「繊細」な果実味と酸味、抜群の透明度。

それから赤ワインを二つ

■オーク・ファーム・ヴィンヤーズ カベルネ・ソーヴィニヨン ロダイ 2016

凝縮感が漂うアロマ。開放的で、十分なコクと飲み応え。高いアルコール分が折り重なり、心地良い果実とオークのフレーヴァーが持続。

■グラッソ・フラテッリ バルバレスコ・リセルヴァ ジャコーザ・スペッサ 2011

大ぶりのグラスで強い粘性を確認。十分な旨みとコク、その上で沸き立つようなフレーヴァーがボディにより一層の膨らみを与え余韻の長さも突出。

最後は〆シャン

■ポール・ルイ・マルタン ブリュット ブラン・ド・ノワール NV

バランスがとれた上品な酸味、重心はさほど低くないが旨みが集約し味わいの焦点が定まっている。力強さだけではなく、優美さを兼ね備えたシャンパーニュ。

ご参加いただきました皆様、楽しいひとときをありがとうございました。

【プライベート・ワイン会】

店主も参加して皆様と一緒に楽しませていただく会です。6~12名様にてご利用いただけます。会費やお料理、開催日、人数等は幹事様と要相談。当店主催のワイン会だけではなく、仲の良いメンバーでワイン会はいかがですか?ご興味がございましたらスタッフまでお申しつけくださいませ。

品質にこだわる歴史あるワイナリー「マス・デ・モニストロル」

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品質にこだわる歴史あるワイナリー「マス・デ・モニストロル」

モニストロルは、とても小さな醸造所です。このエリアには700年間活動してきた修道院があり、その修道僧が各地に修道院を建設し葡萄を造り始めました。設立1882年の歴史あるワイナリーです。

セラーにはエノロゴが2人いて、世界基準の認定を受けたラボがあり、運ばれてきた葡萄は品質をコントロールするために科学的な分析を行います。重力を使ってタンクに入れ、皮と一緒に20~25日間マセラシオンします。瓶熟は最低12ヶ月、その間に2回ポジションを変え、3回目は立てて寝かせます。温度管理はせず、自然の温度に任せています。カバ熟成用のセラーは地下30mで、フロアーが4階あります。1700万本のカバが保存され、その内プレミアム・キュベが500万本ストックされています。

昔の古い畑からの葡萄で、しかも品質の良いものだけを使って造ります。その中で品質に満たないものは別ブランドのマルケス・デ・モニストロルにブレンドし、さらに葡萄が良くても熟成が良くなければブレンドしてしまいます。生産量は、マス・デ・モニストロルが約70万本、マルケス・デ・モニストロルは約4000万本です。

マス・デ・モニストロル カバ・レセルバ・デ・ラ・ファミリア ブルット・ナトゥレ 2013
Cava Reserva de la Familia Brut Nature /Masía de Monistrol

輝きのある黄色、デリケートで、フルーティなアロマがあります。きめの細かい泡立ちが長く続き豊かな風味が感じられます。真の個性とバランスをもつカバです。イギリスの新聞「ザ・ガーディアン」のワインコラムを1989年から担当し、BBC放送のワイン番組にも出演しているワイン評論家のマルコム・グリュックは、「ザ・ガーディアン」紙で1999ヴィンテージを、「これの6倍以上の価格のシャンパーニュの面目をつぶすほどのエレガンスがある。」と賞賛しました。マカベオ、チャレッロ、パレリャーダというカバに使う伝統的な品種に加え、シャルドネをブレンドしているのは偶然ではなく、シャンパーニュを意識しているためです。「味わいも高品質なシャンパーニュに匹敵する」という自負の現れです。

産地:スペイン カタルーニャ州 ペネデス
品種:シャルドネ30%、マカベオ25%、パレリャーダ25%、チャレッロ20%
タイプ:スパークリング 白 辛口

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熟成できるワイン造りがモットー「ロッカ・デイ・モリ」

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熟成できるワイン造りがモットー「ロッカ・デイ・モリ」

イタリアはプーリア、設立は1870年まで遡ることができる家族経営の生産者「ロッカ・デイ・モリ」。現在は、兄が社長、弟がエノロゴで、この二人を中心に運営されています。

モットーは『熟成できるワイン造り』。流行を追うのではなく、100年前から行われていた伝統的なワイン造りを今も引き継いで行っています。「伝統的」とは、発酵を12,500Lのスラヴォニア産の大樽で行うということ。また、マセラシオンは通常だと平均7日間で行うところを、45日間と非常に長く行っているという点、等々。

そして熟成はバリックで6~24ヶ月行い、その後、ブレンドして5,500Lの大樽でさらに数ヶ月寝かせワインを落ち着かせます。ボトリングの際は清澄せず、フィルターもかけません。ワインは限りなく自然な状態で瓶詰めされ、さらに最低でも6ヶ月の瓶熟を行います。

こうして出来上がるワインはボトル熟成によって、より集約し、風味が発展、タンニンも柔らかくなっています。

本日は、良いヴィンテージにしか造らない“リゼルヴァ”をご紹介します。

ロッカ・デイ・モリ スクインツァーノ・リセルヴァ・ウイリエーザ 2015
Squinzano Riserva Ujliesa /Rocca dei Mori

アロマは少し野性味がありかつ華やかで、魅力的な甘さが鮮やかに立ち昇る。熟したプラムやベリーフルーツに、ジャム、ラベンダーを想わせ、クローブやブラックペッパーなどスパイシーな香りがアクセント。他にハーブやアールグレイ、程よくスモーキーな樽のニュアンスも感じられる。口に含むとスムーズで、丸くしっとりとした質感に、ほんのりと甘さが残る。アマローネに似通った凝縮味がありたっぷりとしていてジューシー、そこにコーヒーやキャラメルなど樽の要素が深みを与える。味わいは層状、親しみやすい中にも飲み応えがあり円やかなコクと長く続く余韻をもつ。

合わせるお料理
仔羊や鶏肉の香草焼き、豚肉の生姜焼き、焼き肉、ミートソース系パスタやピッツァ、ラタトゥイユなど。

産地:イタリア プーリア
品種:ネグロアマーロ70%、サンジョヴェーゼ30%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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ヴェルディッキオで造られる珍しい泡と、飲みごたえある白「ヴィニェディレオ」

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ヴェルディッキオで造られる珍しいスプマンテと、飲みごたえある白「ヴィニェディレオ」

白ブドウ「ヴェルディッキオ」種

イタリア マルケ州を代表する白ブドウ、ヴェルディッキオ。ヴェルディッキオの『ヴェルデ』とは緑色の意味があり、名前はブドウの色に由来します。ワインもグリーンがかった澄んだ色調。一般に新鮮なアロマと程よく苦味があり、ミネラリーでしっかりしたボディのタイプがつくられます。暑い時季によく冷やして飲みたいワインです。

生産者は祖父母の代から3世代続く家族経営の造り手、ヴィニェディレオ(トレ・カステッリ)。

本日はヴェルディッキオ100%で造られる珍しいスプマンテと、艶やかでクリアーな酸とのバランスが良い辛口の白ワインをご紹介します。

先ずはスプマンテ

ヴィニェディレオ ヴィーノ・スプマンテ ブリュット ヴェルディッキオ NV
Vino Spumante Brut Verdicchio /Vignedileo

香りは洋梨やリンゴのコンポート、白桃、白い花のアロマなど繊細かつフルーティーで、広がりがある。新鮮なハーブや石灰的なミネラルのニュアンスを背景に、軽いヘーゼルナッツの香ばしさが品種の特徴を印象付ける。口に含むとクリーミーで、爽やか。ミネラルを伴う豊かな果実味が広がり、さながら搾りたてのフルーツに、擦りおろしたばかりのリンゴを想わせる。ジューシーで、活気があり酸とのバランスがとれている。心地よく引き締まったボディ感。飲み心地が良く、アフターはサッパリとしていて十分な旨みが感じられる。

合わせるお料理
食前酒、魚や野菜のフリット、魚介のトマト煮やグリエ、天ぷら、寿司など。

 

続いて白ワイン

ヴィニェディレオ ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ ・ディ・イエージ・クラッシコ 2017
Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico /Vignedileo

香りはグリーンアップルや洋梨、ライムの花のアロマに、レモンオイル、サンザシ、アニス、ミネラルのヒント。そしてほんのりと甘い蜜や桃のニュアンスに、僅かに香るナッツ様の香ばしさ。口に含むとなめらかで、たっぷりとした果実感。豊かな味わいの中、屹立としたミネラルを感じ艶やかな酸とのバランスがとれている。エッジが効いていて、その上で輪郭は丸みを帯び果実味が前面に表れる。調和のとれた酸味が余韻を引き伸ばし後にはグレープフルーツの皮のようなほろ苦さ。

合わせるお料理

白身魚のフライや天ぷら、バターを使った魚介料理、寿司、鶏や豚肉料理、生ハム、リゾットなど。

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軽く飲むのに最適「ザルデット プロセッコ・フリッツァンテ」

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軽く飲むのに最適「ザルデット プロセッコ・フリッツァンテ」

本日はプロセッコをイタリアに広めた第一人者「ザルデット」から、弱発砲 フリッツァンテをPick Up!

“華やかな香り”、“フルーティーな味わい”、“低めのアルコール”。気軽に楽しめることで、世界中で愛飲されているスパークリングワイン、プロセッコ。プロセッコ専門のスパークリングワイン・メーカーであるザルデットの造るフリッツァンテは、コネリアーノの北東部、プロセッコDOCエリアにある丘陵地帯にある畑からの葡萄を使用したワンランク上のフリッツァンテです!

ザルデット プロセッコ・フリッツァンテ NV
Prosecco Frizzante /Zardetto

香りは清涼感のあるフルーティーなアロマで、リンゴや洋梨、グレープフルーツ、アカシア、爽やかなハーブ、ミネラルのヒント。口に含むと、ムース状の柔らかな泡の刺激が心地よくドライかつジューシーな果実感に溢れる。フレッシュフルーツのたっぷりとしたエキス分に、花の蜜を思わせ、上品な酸味が調和したエレガントなスタイル。繊細なタッチからじんわりと染み入るように広がるジューシーさはまさにザルデットの真骨頂。繊細さに加え低いガス圧から飲みやすい印象を受け味わいは親しみやすいもの。飲み心地が良いさっぱりとしたフィニッシュ。

合わせるお料理
ハムやソーセージ、サラダ類、前菜、魚介のマリネやカルパッチョ、パスタ、ビーフン、野菜のグリルなど。

産地:イタリア ヴェネト
品種:グレラ100%
タイプ:弱発砲 白 辛口

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オーストリア 銘醸地ヴァッハウ4大巨匠の一人「プラーガー」

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オーストリア 銘醸地ヴァッハウ4大巨匠の一人「プラーガー」

ヴァッハウの中でも屈指のワイナリーに築き上げた、先代のフランツ・プラーガー。1983年には生産者団体「ヴィネア・ヴァッハウ」の設立メンバーの一人としても尽力し、1988年まで、地域の環境保護連盟会長も務めるほどの人物です。現在は娘のイルゼと夫のトニー・ボーデンシュタインが醸造所の責任者の役割を担っています。

『ワインとはブドウ畑を表現したものでなければならない』がモットー。個々の畑が持つ多様性、固有の地質そして微妙な局地気候が反映されたワイン造りを心がけ、過去から受け継がれた伝統を育み続けています。

本日はGVのベースライン、ヴァイセンキルヒェン村に位置する区画“ヒンテル・デル・ブルク”をPick Up!

プラーガー グリューナー・ヴェルトリーナー ヒンテル・デル・ブルク フェーダーシュピール 2018
Grüner Veltliner Hinter der Burg Federspiel /Prager

香りは新鮮なリンゴや白桃、パインに、レモンピール、グリーンハーブ、ホワイトペッパー、ピリリと辛い唐辛子。エキゾチックなニュアンスを醸し出し少しスモーキーなミネラルのノートが心地よいアクセント。そして後に魅惑的な花の蜜のヒント。アタックは爽やかで、ピチピチと弾ける快活な飲み口。ジューシーさとドライ感が絶妙のハーモニー。クリスピーで、張りのあるフレッシュな酸とのバランスがよく軽快にして質感がある。リンゴや柑橘果実、石、溢れんばかりのミネラル・・・。明確な構造、ミネラルが軸となり「繊細」な果実味と酸味、抜群の透明度。フィニッシュのキレがよく塩味を伴う爽やかな余韻へと誘ってくれる。

合わせるお料理
魚介料理、寿司、和食、スパイシーなアジアン料理、ローストチキン、サラダ類など。

産地:オーストリア ヴァッハウ
品種:グリューナー・ヴェルトリーナー100%
タイプ:白ワイン 辛口

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